2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

  系統的読書なるもの

星野監督の本を読み終えた心理状態を引きずり、思わず衝動買いしてしまいました(またしてもAmazonさんの思う壺・・・) ルーズベルトは言ったそうです。「私は新聞を必ずスポーツ面から読んでいる。なぜなら、スポーツ面には人間の成し遂げた偉業が載っている…

  ブログ言論空間というもの

梅田望夫氏が雑誌「フォーサイト」にこんな記事を寄せています。 日本中の耳目を集めたライブドア騒動に関して、権威ある(と皆に思われている)報道機関が一面的な言論を繰り返すのに対して、ネットをその舞台とするブログ言論空間には、多彩な視点と専門性…

  野球と経営

先日ご紹介した、星野仙一氏の本の中に、「タイガースの問題点」という項があります。プロ野球チームの運営はまさしく経営であり、強いチームけつを作れないのは「経営的視点・ビジョンの欠如」が根本原因であるという考えには納得させられます。ISBN:416767…

  夜桜

日々の生活の中で気付かずにいましたが、もう春はそこまでやってきているのですね。今日は近所の播磨坂(文京区小石川)に、散歩がてら夜桜を見に行ってきました。 夜に一眼レフで写真を撮るのは難しいかな、と不安はありましたが、街の明かりのおかげでしょ…

[随想}  「失われた十年」

23日に、出張で福山に出かけました。そんな話を昨日友人にしたところ、「福山県ってあったっけ?」と・・・。いえいえ、広島県福山市でございます。 東京から片道なんと4時間。朝が早かったこともあって読書にも集中できず、iPodで久々にポッドキャスティングを…

  意外な事実

WBCでの快挙から一夜明け、テレビも新聞もお祝いムード一色ですね。 それとは特に関係ないのですが、今日は親愛なるAmazonさんからこの本が届きました。 ご存知の方も多いと思いますが、僕は大の中日ドラゴンズファン。そしてそれと比肩するくらいに、星野仙…

  魅せる野球、勝つ野球

遂に日本野球が世界の頂点を極めました。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝戦で強国キューバを破っての優勝。有力メジャーリーガーが出場を辞退したり、プロ野球各球団の姿勢の不一致が不協和音を奏でたりと、開幕前には問題もありましたが、終…

  道具と腕

一眼レフで写真を撮るようになってからでしょうか、あるいはZIPPOのライターを使うようになってからでしょうか。道具というものへの愛着の気持ちが分かるようになった気がします。 気に入ったシャッター音(僕の場合は、①予算の制約、②握った感触、③シャッタ…

  細かいことがわりに大事

学生時代に読んで以来手にとっていなかった村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」を読み返しています。 作者は、この作品を書くために海外に居を移し、1年以上の歳月をかけて書き上げたのだとか。そういう話を知るにつけ、書物というのは小説であれ何であれ、作…

  高利貸は悪者?

今日の朝日新聞Web版「asahi.com」に出ていた記事、「「灰色金利」撤廃を示唆 与謝野金融相」。 この中に出てくる大臣の発言「(貸金業者がとる)二十数%の金利が当たり前だと受け取られる社会を作ってはならない」には、正直驚いてしまいました。大衆の間…

  雨の夜には

久しぶりの雨が東京に降り注いでいます。暖かくなったり寒くなったりと寒暖の差が激しい日々に楔を打ち込むような大雨。 こんな夜にどっぷりと浸るには・・・ ①文庫本の小説を持ってお風呂に入る ②お風呂の戸を開けっ放しにして、居間から聞こえるジャズピアノ…

  国家の壁と私たち

昨日ここに書いたGoogleのAdSenseの例ほど先端的ではなくても、近年の僕たちの経済活動(ほんのちょっとした買い物も含めて)は、「国家の壁」を知らず知らずのうちに越えてしまっているケースが数多い。 その代表的な例の一つが海外旅行。日本人(特に女性…

  ボーダーレス経済

昨日に続いて、インターネット関連の話題。 かの大前研一氏はかねてから、私たちの生きる現代の世界は①実体経済、②金や情報が国境を越えて自由に流通する「ボーダーレス経済」、③インターネット等さまざまな情報技術から生じた「サイバー経済」、④自己資金の…

トンネルを抜けると・・・

今日は朝から新潟出張。MAXとき号に乗り、いざ越後の国へ! 今日の東京は抜けるような青空に包まれた素晴らしい一日。でも・・・越後の国は・・・そう、雪国でした。

あちら側 こちら側

梅田望夫の「ウェブ進化論」、知的刺激に満ちた一冊でした。 「インターネットが世界を変える」という論議はかれこれもう数年に亘って各所で展開されているところです。ビジネスの世界でも、ネットを如何に既存のビジネススキームの中に取り込むか、あるいは…

勝利するということ 

定期購読している雑誌「President」に、ここ数ヶ月、「ジャック・ウェルチのビジネス問答」というコーナーが掲載されています。ニューヨークタイムズ紙と提携して、世界の読者から寄せられる質問に彼が答える、というもの。「著書で彼のシンプルかつ前向き、…