2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

キャラクターというもの

またしても落語関連の本。先日のエントリーと同じ著者による著作です。落語論 (講談社現代新書)作者: 堀井憲一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 21回この商品を含むブログ (51件) を見る冒頭に、「キャラクタ…

 名前とアイデンティティ

体調が悪く家で寝ていないといけない日々が何日が続いたとき、ヨメからの提案で落語を聴き始めました。DVDを見るっていうのも候補にはあったのですが、「目が疲れると体全体が疲れる」ということで。不思議と「耳」は疲れないものですからね。 そんなふとし…

 食料自給率のはなし

小学校のとき、「日本の大豆の自給率は14%しかありません。」といった話を覚えさせられた記憶があります。大豆=○○%、小麦=○○%、・・・。数字そのものの暗記を優先してその数字の持つ意味についての教育をしない日本のダメ教育の一例ではありますが、そう…

 選挙の季節がやってきた

Twitterやブログなど、ネット上の言論においても衆議院選挙の話題がかなり盛り上がっていますね。 こんなサイトが紹介されていたので、私もやってみました。 衆議院選挙2009 マニフェストマッチ 選挙の争点になっている各分野(年金・農業・子育て支援・・・…

 オープン・ブックは創造性を育むか

最近知った言葉に「オープン・ブック(open book)」というのがあります。学校のテストなどで教科書やPCなどを「持ち込みOK」にするというテスト方式のこと。日本ではあまりお目にかかりませんが、海外ではけっこうあるようです。 私は通信制の大学院で勉強…

 人事異動のアカウンタビリティ

フリーの方や創業者の方は別として、「人事異動」というものを経験されたことのある方は多いはずです。そのとき、どんな感想を持ちましたか?異動の主人公は誰だと感じたでしょうか?会社?自分自身? 昨日から人事戦略関連の本を何冊か読んでいます。その中…

 消費性の借金、道具としての借金

田舎から出てきた東大生があれよあれよという間に騙されて、商品先物取引で5,000万円という借金を作ってしまう。金利だけでも600万円(年利12%)が発生するというまさに「借金の底なし沼」にいったん落ちた著者が、必死で勉強した「理詰めでお金を作る方法」…

 人を動かす質問力

これは確か小飼弾氏のブログで紹介されていたので買った本。人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)作者: 谷原誠出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/07/10メディア: 新書購入: 28人 クリック: 228回この商品を含むブログ…

 シャープが洗濯機を作っている理由(後編)

ひょんなことから始まった洗濯機についてお話の続きです。シャープの洗濯機売上高はおよそ300億円(推定)、日本国内市場の5%程度を占めているのではないか、と昨日書きました。 ちなみに、日本の洗濯機市場におけるシェア上位の顔ぶれを2007年度の数字で見…

  シャープが洗濯機を作っている理由(前編)

最近我が家の電子レンジが不調です。使い始めて6年目なので「まぁ寿命かな」という感じではありますが、扉の閉め方によってスイッチが入ったり入らなかったりします。というわけで、無事にスイッチオンして加熱が始まるまでに何度も扉を開けたり閉めたりしな…

 子供にテレビを見せてはいけない理由

今日はヨメと娘(4ヶ月)が近所の医師会の子育てセミナーに出かけたときに聞いたという話を書こうと思います。とても興味深い内容だったし、納得してしまったので。 テーマは「子供にテレビを見せてはいけない理由」。実際、我が家では娘が生まれてからおそ…

 死ぬときに後悔すること25

Twitterで少し話題になっていたので読んでみました。自身の健康状態と関連付けたわけではありません。死ぬときに後悔すること25作者: 大津秀一出版社/メーカー: 致知出版社発売日: 2009/05メディア: ハードカバー購入: 28人 クリック: 385回この商品を含むブ…

  サステナビリティという考え方

環境保護や企業の社会的責任(CSR)の観点から、サステナビリティ(持続可能性)について議論されることが多くなってきました。 持続可能性 - Wikipedia 短期的な視点での戦略や損得ではなく、長期的視野に立って持続可能性を考慮にいれた行動を個人・企業と…

Skypeがもたらすイマジネーション

今日は大学院の課題レポートを作成するためSkypeでグループメンバーと夜の打ち合わせ。全員仕事を持っていて忙しく、地理的にも離れているのでSkypeを活用しています。 グループの4人のメンバー、実は一度も顔を合わせたことがありません。年齢は話の流れで…

 giftの大きさ 才能という資源について

英語で才能のことを「gift」と言います。日本語で「才能」というのに比べると、ずいぶんニュアンスが違う。「与えられたもの」「授かったもの」という意味合いが強く、キリスト教的世界観が背景にあることをうかがわせる言葉ですね。 人それぞれに与えられる…

  iPhone所有がもたらしたもの

iPhone体験とは別に、iPhoneという「機器」を手にしたことでもたらされた思いがあります。それはデザインということの意味について。 Apple社は、デザインにとことんこだわる。ここでいうデザインというのは、見た目だけではなく、その機能性・ユーザーイン…

 iPhone体験がもたらすもの

6月末にiPhoneを購入しました。3GSが発売されたのを機に。当初の目的は以下の通り。 1.携帯からGoogle Calenderを使いたい(Web版と同期) 2.携帯からPOPメールの送受信がしたい 3.ちょっとゲームとかもできたら楽しいだろう 実際に使ってみて1カ月あまり、…

 思ったことは消えていく

Twitterに事あるごとにつぶやきをアップするようになって改めて気づいたこと。それは、人間の思考は本当に泉のように、いろいろなことを発想し考え思っているのに、それらは脆くも一瞬で消え去ってしまっているということ。そして、後から思いだそうと試みて…

 iPhoneユーズで気づいた美的文字

iPnoneを使うようになって1か月ちょい。その機能と発想の素晴らしさに驚かされる日々が続いているけれど、静かに感銘を受けているのがそのフォントの美しさ。英語はもとより日本語も、読みやすさにこだわった独自の書体をもっている。 これで読む英語・日本…

 Twitterの魔力と思考の断片

Twitterを始めました。ヨメが始めたというのを聞きつけて早速。。。最初はそのメリット・楽しさがよくわからず、ただ有名人のつぶやきやニュースサイトのつぶやきを読んでいただけだったけれど、昨日今日あたりから少し違った見方をしています。 Twitter 思…