Single Focal Length Lens

単焦点レンズの魅力に惹かれています。ズームレンズのような便利さはないけれど、写真の表情がとても豊かで。そんな単焦点、85mmの中望遠レンズをラインナップに加えました。

今日は自転車で千駄ヶ谷にある自転車ショップに出かけ、ついでに明治神宮に交通安全のお守りを買いに行く計画。ところが、昨日3時半まで飲んでいたことが祟って二日酔いモード。とてもロードバイクを全速で駆る元気は湧かず、近所の小石川後楽園へ。楓の葉はまだ青々としていましたが、これからやってくる秋の風情を少し先取りしたような気分。今年も紅葉の季節がもうすぐやってきます。
「そうだ、京都行こう」となる日も近い?(昨日、京都がとても好きな友人と飲んだせいか、つい宣伝してしまいました・・・)


夕暮れ時の遊園地。僕はカフェにコーヒーを飲みに来ただけなのでこんな感情を抱くのは筋違いなのですが、ついつい「はしゃいで楽しかった一日の終わり」を想像してしまい、少し寂しい気持ちに襲われます。わずかに夕日を浴びた観覧車が、そんな気持ちを代弁してくれているような。


ジェットコースターのスリルを初体験する子供時代に遊園地と無縁の生活を送っていた(父が休日になると海へ魚釣りに行ってしまうため、家族的レクリエーションとは少し距離を置いたところに僕の休日は位置していました)せいか、この乗り物にあまり思い出がありません。あぁ、でもTDLのスペースマウンテンに初めて乗ったときのことは覚えています。落下する恐怖から逃れようとバーに必死でつかまったっけ・・・。

空に浮かぶ幾何学模様は、そんなジェットコースターのスリルとは無縁の存在であるかのように、確固としたシルエットを浮かび上がらせていました。


万歳スタイルで駆け抜けるコースター上の人々。そう、こういう心のゆとりがジェットコースターの醍醐味です。さぁ、バーから手を離せ!両手を挙げろ!叫べ!ちがう!「キャー」じゃなくて「イエーイ!!」だ!!
この遊園地、カップルが多い。あとはジャイアンツのユニフォームを着た子供を含む家族連れ。それがジャイアンツのユニフォームでさえなければ、温かい週末の遊園地風景、となるのだけれど・・・。こればっかりは容認できない、心の小さなドラゴンズファンがここに一人。
photo : Nikon D200 with AF Nikkor 85mm f/1.8D