Bottom of the Pyramid

読み始めたばかりですが、非常に刺激に満ちた本です。ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 (ウォートン経営戦略シリーズ)
世界に40億人といわれる『貧困層』(Bottom of the Pyramid)の人々、彼らをマーケットとして捉え、多国籍企業がその持ちうる力を最大限発揮してイノベーションを加速させることで、企業側は利潤を、貧困層の人々はより豊かな生活を手にする、という理論。

従来、貧困層の人々とは、「援助されるべき存在」であり、「ビジネスの対象にはならない存在」でした。せいぜいが企業のCSRの一環として取り組まれる程度。
ところが、筆者はそこにビジネスチャンスを見出せるというのです。そして、企業の利潤追求行動が生み出すイノベーションが、世界の貧困撲滅に大きな役割を果たす。

まだ読み始めたばかりなのでこれ以上は書けませんが、まったく新しい発想から切り込んだ作品に、感化されやすい僕はいたく興奮しております。