Amazonがもたらす不思議な出会い

Amazonで買い物をしたことのある人なら、「マイストア」という機能をご存知だと思います。顧客の購買履歴やクリックした商品の履歴から、その人の嗜好に合った本・音楽・DVDなんかをオススメしてくれるページ。マーケティング理論でいうところのクロスセルというやつです。

欲しいもの以外の商品を抱き合わせで売りつけられる、という感覚を持つ方もいらっしゃるであろうこの「マイストア」機能。ところが、これをうまく使うことで、未知の作品との貴重な出会いを得られたりする。
特に音楽についてはこの機能を重宝することが多くなります。例えば、あるJAZZのアルバムを買う、すると、そのアルバムに参加していたリーダー以外のプレイヤーがリーダーを務めた全く別のアルバムがオススメコーナーに現れる、といった具合。

以前はオススメの根拠が表示されていなかったため、「どうしてこんなものを僕に薦めるんだ??」と悩んでしまうこともありましたが、最近その問題も解消。ちゃんと推薦の根拠を明示してくれる(「●●を購入したお客様におすすめします」)ようになったので、よりわかりやすく、買いやすくなりました。

というわけで、以前に「謎のオススメ」として無視していたこのアルバムも、根拠がわかってスッキリ購入!BEAT SPACE NINE
でも、実際に買ったのはAmazonではなくi-TunesのMusic Store。CDを買って聴くのはジャズだけにしている今日この頃なのでした。ごめんなさい、Amazonさん。でも、Appleさんも素敵な友人なのです。