週末の使い方

今日は僕にとってのGW初日。久しぶりに学生時代の仲間と会いました。
損得勘定抜き、変なプライドや競争意識抜きで話のできる友人は年々少なくなっていくものだけれど、一緒に寝食をともにした時代を共有する彼らは全く別。たとえ現在の生活や環境がどうであれ、会えば変わらぬ面々です。

先輩の一人がこんなことを言っていました。
「今年の元旦に2つの決心をした。一つは、今年は恋愛しないこと。もう一つは、週末は必ず外出すること。」
恋愛しないという決意の持続性には大いに疑問があったけれど、2つ目の決意の効果には目を見張るものがあったのだとか。それまで自宅で過ごすことの多かった週末を、決意とともに外に向けて解き放った途端、人脈という名の果実が彼の手中に転がり込んだ、と。

SNSサイトのブームなど、「人脈」に関するトピックが多く語られる昨今。正直なところ、世間で言う利己的な「人脈構築ブーム」に嫌気が差していた僕ですが、彼の語る躍動的な人々との出会いには、心を動かされるものがありました。それは、彼の心に「人脈から何か自分が得をしよう」という念がこれっぽっちもなく、そこに「人との出会いがもたらす面白さを最大限楽しもう」という溌剌とした気質があるから。
そんな人々との出会いには、正直憧れてしまいます。