Chicago Blues


Carson's Ribでたっぷりと肉を食べた後に出かけたのがこの店「Blue Chicago」。

シカゴという街は、ブルースでもとっても有名らしく、市内にブルースを聞かせてくれるバーが何軒もあるのだそうです。そのうちの一軒がここ。ブルースの生演奏を聴きながらお酒を飲めるバー。レンガ造りの外観がとても格好よくて、「おお、いいねぇ!」ってなノリで入ったのですが、「本日はプライベートパーティーのためお断り」・・・。無念の敗退となりました。その日は大人しくホテルへ。

9日、2日目の仕事を終えて、あとは帰るだけとなった日の夜。「さぁて、今夜こそは!」とネットでいろいろと探索し、シカゴの中でも特にブルースファンに人気が高いという店をチョイスしました。事前に電話でパーティー等の予定がないことを確認して、いざ出陣。

ブルースミュージシャンとして有名なBuddy Guy(ブルースに疎い僕はもちろん名前すら聞いたことがありませんでしたが、グラミー賞受賞経験もあるミュージシャンです)が経営する、その名も「Buddy Guy's Legends」。自分の店に「オレの伝説」という名前を付ける感性に驚きつつ、入り口でパスポートを提示して「ガキじゃない」ことを証明して店内へ。
メインアクトは9時半からだというのに、7時半にはもう満席になってしまい、あとはスタンディングのみというから凄い。きっちり7時過ぎに入店したので、ステージかぶりつきの席をゲット!!食事とビールを注文して、スタートを待ちます。

数本のビールを空けて気分も上々、3組登場したミュージシャンたちの演奏もとってもハイレベルなもので、深夜までたっぷりと堪能させてもらいました。それぞれ1時間ずつのステージを、飽きさせることなくガッチリオーディエンスのハートを掴んでいくあたり、さすが本場です。特に2組目に登場したテキサス州オースティンn出身というバンド。恐らくはまだ売り出し中で、そこそこ有名と思しき3組目に比べると地味ではありましたが、その上手さには正直舌を巻きました。すごい!!
まだ鼓膜が振動しているような感覚を覚えつつ、音楽を体にしっかりと浸み込ませてホテルへ戻りました。こうして、シカゴ出張の日程を無事終了。10日(日本時間の11日)の便で帰国の途に就きます。