Chicago

昨日から、出張でシカゴに来ています。今回は3泊5日の旅程。ミシガン湖沿いのコンベンションセンター「McCormick Place」で開催されている展示会を見にはるばるやって参りました。
12歳のときにニューヨークに来て以来、なんと14年ぶりのアメリカ本土上陸。目前に控えた9.11の5周年、そして先日の英国でのテロ未遂事件を受けて、オヘア空港の警戒はものものしい雰囲気。飛行機内への液体類持込禁止はもとより、入国審査であれだけしつこく色々と聞かれたのは、正直生まれて初めての経験でした。左右両方の指の指紋を採取されるなんて、まさに犯罪者予備軍扱いですね。
とはいえ、一旦入国すれば、シカゴリアンの暖かい人柄にふと頬がゆるみます。

古い石造りの建物が街の大半を占めている伝統ある都市。20世紀前半から反映の時代を謳歌してきたアメリカという国の重みのようなものを、思わず感じてしまいます。
とはいえ、何より驚いたのは道行く人々。僕の目から見て8割はいわゆる「肥満体型」の方々です。もちろん軽度から重度、超弩級まで幅こそありますが、実に多くの人々が実に多くの脂肪を抱いていらっしゃる。「肥満対策」が地方自治体の重要施策になるという話があながち冗談では済まされない国だなぁ、という印象。
一日目の仕事を終えて、今日はシカゴ名物の「BBQ RIBS」を食べに行きました。店はその名も「Carson's Rib」。コンベンションセンター内で靴磨きをしていた黒人の兄ちゃんに聞いたら、「ここがサイッコウ!!」というコメントだったのを受けてのチョイス。名物料理は、「Baby back ribs」と呼ばれる子豚の骨付きリブ。

こんないかにもアメリカといった感じの店内で、過剰にふくよかな体躯をした人々が骨付きリブにむしゃぶりついている姿、なかなか見ごたえのあるものでした。
(今回の写真は、もちろん全て携帯カメラ。一眼レフはお留守番中です。)