FacebookでHappy Birthday

今日は何を隠そう僕の誕生日でした。顔を合わせた人たちからは「おめでとう!」の言葉をいただきましたし、何にも増して驚いたのはFacebook上でたくさんの「おめでとう!」メッセージをいただいたこと。昨年はこんなことはなかったことを思うと、この1年にFacebookの存在感が増したことを感じます。
Facebookに限らず、Web上のコミュニティで知人たちとの「つながり」が維持・継続されたり深まったりしてずいぶんと助けられているという感じは、そうしたサービスを利用している人の多くが感じていることではないかと思います。僕もまたその1人であるわけですが、今回のHappy Birthdayメッセージはその「助かっているな」という思いがを「ありがたいな」の思いに昇華させる出来事でした。
本来ならば僕の誕生日など知るはずもない人たち(多くの場合、相当親しい友人でもない限り誕生日など知らないものです)から、たくさんのメッセージが送られ祝福の気持ちが届けられる。例えそれがワンクリック+αの行為だとしても、受け取り手からしてみれば間違いなくそれはありがたい。感謝の気持ちがいっぱいになる出来事です。
今やFacebookは巨大企業が運営するサービスであり、世界中で5億人もの人たちが利用している巨大インフラ。そうした存在になったのは、きっと上で書いたような利用者に「ありがたいな」という思いをもたらすサービスを提供しているからなのでしょう。
SNSに関しては、仕事中に閲覧する人がいて生産性が下がるとか、若者がハマって勉強しなくなるといった非難もありますが、「ありがたいな」と思っている利用者が圧倒的多数であることは事実。そしてそれは単に便利だとかビジネスで活用できるといったレベルを超えて、人と人の感情のやり取りを広く支援する存在になっている。それはそれで素晴らしいことだな、と僕は思うのです。
Kazuteru Kodera