UNIQLO見聞録

年末商戦での勝ち組、過去最高売上を更新したというUNIQLOに行ってきました。その集客状況たるや圧巻。レジの前には折り重なって30m近い行列、店内の通路はほとんど人がすれ違えないくらいの混在ぶり・・・。
そんな行列に並びながらレジを眺めていると、不思議なことに気がつきました。来店客一人一人の購入金額が、2,000円未満のケースがほとんどだということ。
いくら同店の商品がコストパフォーマンスが高いといっても、100円や200円の商品ばかりが売っているわけではありません。セーターは2,000円くらいするのが普通だし、ジャケット類はもう少し単価が高い。それなのに、レジに表示される金額は2,000円未満ばかり。
レジに持ち込まれる商品の中身を見ていて少し合点がいった気がしました。皆、インナーウェアの類(おそらく単価1,000円未満)を数点買っているだけなのです。こんなにも長い長い行列を待ってようやくレジに到達する人々の手に握られているのは、ちょっとしたシャツや小物類。どうも腑に落ちません。
僕が達した一定の推論。それは、「この人たちは別に何か買いたいもの、買わなければならないものがあったからUNIQLOに来たわけじゃなく、世の中が未曽有の不景気に見舞われた結果UNIQLOがすごく混んでいてみんなそこで買い物をしているという情報を得た結果、ちょっと池袋に来たついでに立ち寄ってみようということになった人々である。その上で、店内の雰囲気か何かに刺激を受けて『何か買わなきゃ』といった気分になってしまい、別に欲しくはないけれどあったら使うといった類の商品を購入するに至った」(少し長い結論ですみません)というもの。
どうでしょう?ちょっと偏った見方かな、とは思いますが、当たらずとも遠からずかも。続きは後日。。。