2010-01-01から1年間の記事一覧

iTunesが日本でも映画配信を開始

Appleの話題をもう一つ。つい先週、AppleがiTunesを通じて日本でも映画のダウンロード販売・レンタル事業を開始すると発表し、同日実際にiTunesストア上に映画コーナーがオープンしました。これは僕自身にとってまさに「待ってました」というサービスの開始…

 iPad + キーボードという道具

かれこれiPadを使い始めて2カ月程度が経過しました。iPhoneと比べれば圧倒的に使用時間は短いですが、そのポテンシャルの高さ、応用範囲の広さにはやはり魅力を感じます。 最近新しく導入したiPad関連アクセサリがBluetoothキーボード。AppleがiPad発売以前…

 日経シンポジウム「企業家精神と資本主義の行方」に出席してきました

1か月以上ブログをお休みしていました。背景にはいろいろとあるのですが、ブログに対する考え方を改めて整理したので再開します。 今日は日経新聞社主催のシンポジウム「企業家精神と資本主義の行方」に出席してきました。無料のシンポジウムでありながら非…

企業の成長ステージと人材

企業が成長する過程で、人材に対する考え方は変化していきます。 創業期はその規模が小さく社員数も少ないがゆえに、また業務タスクの内容が常に変化する流動的な事業環境にさらされているため、一人ひとりの人材が持つ能力、とくに創造性に大きく依存するこ…

 他人の眼/経験者の目

あなたには、あなたの意思決定や判断について、じっくりと聞いた上で「痛い指摘」をしてくれる人がいますか? それは上司かもしれないし、友人・家族かもしれません。いずれにしろ、そうした人物を身近に持っていることはとても大切だと思います。人間の判断…

10億分の1の判断

ソフトバンクが孫正義氏の後継者を育成する目的でスタートした「ソフトバンクアカデミア」の公開講義をテキストに書き起こしてくださった方がいました。 ソフトバンクアカデミア公開講義「意思決定の極意」書き起こしPart1 | kokumai.jpツイッター総研 この…

 新しい情報収集の3つのタイプ

ビジネスや生活の中でWebの果たす役割が大きくなるに従って、人々の情報収の方法もずいぶんと変わってきているように思います。最近特によく耳にするのは「テレビの衰退」。かつては時事ニュースから芸能ネタまであらゆる情報はテレビから、という形態が主流…

 時間のプレッシャーがアウトプットの質と量を高める

最近、仕事や勉強をするときにPCのデスクトップにアラームを設置して取り組むようにしています。たとえば「この仕事は1時間で終わらせる」と決めたとしたら、アラームに1時間と設定し、「スタート」ボタンを押す。すると、「59分59秒・・・」とカウン…

 グランド・ルールを作る メール・コミュニケーションの基盤

組織においても家族においても、人が他人と共同で何かをしていく時には、コミュニケーションが必要です。「コミュニケーションが大切」という言葉はどこにでも耳にするし誰でもその重要性はわかっているけれど、コミュニケーションが原因となって組織内では…

 ユビキタス・キャプチャー Moleskineの使い方

ヨメが購入したモレ本こと「モレスキン 伝説のノート活用術」にざっと目を通した中で、気に入ったノートの使い方がありました。さっそく実行に移してかれこれ2週間あまりですが、非常に効果が高いと感じています。モレスキン 「伝説のノート」活用術?記録・…

 物理的に大きいこと

iPadを先週買いました。以前から「何の用途に使おうか」ということを考えて購入をためらっていたのですが、ビックカメラの店頭をぶらりと訪れたときに「緊急入荷」(よく使われる販促手法ではあるのですが)に背中を押される形で購入。 実際に使ってみて感じ…

 Vacation in GC

ゴールドコーストに来ています。南半球に位置するこの地では8月の現在が「冬」。日中は20度前後まで上がる気温も、朝/夕は10度ほどにまで下がり、長袖を来ていても寒さを感じる気候です。前回の訪れたのが真夏の1月だっただけに、そのギャップに驚い…

他者への発信 自己との対話

前回のエントリで、プレゼンテーションの役割について書きました。プレゼンテーションは他人に自分の考えやアイデアを伝えるものであるという以上に、自分の考えを結晶化させる、純化させる役割があるのではないか、という視点です。今回はその考えから派生…

 ウィルス性胃炎にかかりました。

今朝から胃が痛く、熱もあり、夕方病院で「ウィルス性胃炎」との診断を受けました。点滴治療を受けて帰宅。おなかの風邪、といったものでしょうか。しばし安静にしています。

 経営者は人間について学ぶべし

先日あるエグゼクティブコーチ(経営者層に対してコーチングを行うプロフェッショナル)の方とお話する機会があり、その席で印象に残る言葉がありました。 日本の経営者には「人間」について知らない人が多すぎる。 自分の経営する会社にいる社員に対すると…

結晶化する。プレゼンテーションを支える思考

AppleのCEO、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションは世界的に高い評価を得ています。シンプルでありながら強いインパクトを持ち、聴衆を巻き込んでいく魅力に溢れている、と。そんなシンプルかつ強力なプレゼンテーションを作る際の考え方/技法を整理…

就業時間の設定は無意味かつ有害である の議論について

先日ここで紹介したダニエル・ピンク著「モチベーション3.0」の中では、人間のモチベーションを高めて創造的な仕事をするための要素の一つとして「自律(Autonomy)」があるとされています。仕事をする時間や場所、何を課題とするか、そしてそれを解決する方…

 上司の指示は絶対か 自由市場は本当に自由か

マイケル・サンデル著「これからの正義の話をしよう(原題「Justice What’s the right thing to do」を読んでいると、いろいろなことを考えてしまいます。自由、正義、道徳、公正・・・。先日ご紹介した清水勝彦著「その前提が間違いです」はビジネスにおけ…

天守閣理論 遠くを見よ 足下も見よ

清水勝彦著「その前提が間違いです」の中で紹介されていたローソン・新浪社長の「天守閣理論」がとても印象に残りました。組織のトップは城の天守閣にいるから、遠くまで見渡せる。地平線からゆっくりと、しかし着実に敵が我が方の城に迫ってきているのが見…

 天職 あなたが就くべき仕事とは

どんな仕事が自分にとっての天職か、これは誰にとっても(ごく一部の天職に出会った幸運な人々を除けば)迷いとともに考えるテーマだと思います。僕自身もまた、自分の天職がどういうものなのか、現時点でははっきり見えているわけではありません。とはいえ…

 ITによる教育の変革と喪失

アメリカを中心とした先進国で、IT企業が続々と教育分野へのビジネス展開を進めているようです。クラウドを活用したサービスを州政府に提供して教育分野での活用を促したり、学校向けの安価なPCをリリースしたりという動き。最近では、iPadに着目する教育関…

専門研究と社会変革の狭間 

ダニエル・ピンク著「モチベーション3.0」を読みました。以前に彼がその著作「ハイ・コンセプト」で解説した、クリエイティビティが求められる21世紀型の仕事。そんな仕事に携わる人間のモチベーションは、従来型のルーティンワークの際に用いられてきた「…

 スクラップブッキングとエディターシップ

ヨメが産休中に講座に通って学んできた「スクラップブッキング」という技法の素晴らしさについて。 スクラップブッキングというと、新聞の切り抜きとかをイメージしてしまいますが、この場合は写真です。プリントした写真を、自由な形に切り抜いて、さまざま…

 となりのトトロ

1歳3カ月のムスメ、少し早い気もしたけれど、「となりのトトロ」を見せてみました。となりのトトロ [DVD]出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント発売日: 2001/09/28メディア: DVD購入: 25人 クリック: 638回この商品を含むブログ (3…

にっぽんの営業、欧米のマーケティング

ある大企業で海外法人の副社長を務めた方とお話する機会がありました。そこで話題に上ったのが、日本企業のマーケティングと欧米企業のマーケティングはどう違うのか?という点。僕自身「何となく違うけど、どう違うのかうまく説明できない」と感じていたテ…

すぐやる 必ずやる 出来るまでやる

今日は関西出張の二日目。京都で日本電産の本社にお邪魔してきました。まず驚かされたのが、1階に設置されたプレハブ小屋。日本電産の創業当時(1973年)の初めての自社施設とのこと。 京都を見下ろす高層建築の本社ビルの1階に、なんとこの小屋。創業…

 理念の経営

今日・明日と関西地方に出張で訪れています。今日は、仕事の合間に門真にある「松下幸之助歴史館」を見学。Panasonicの創業者であり、日本を代表する起業家・経営者である松下幸之助の足跡をたどる展示が素晴らしかったです。おそらく、僕がこれまでに訪れた…

 物質的豊かさの実感は炊飯器から

炊飯器を買いました。 結婚以来これまでずっと、土鍋・圧力鍋でごはんを炊いてきた我が家。とはいえムスメも保育園に通うようになり、ヨメも職場に復帰。さすがにタイマー機能のある炊飯器があった方がよかろうということで、さっそく探索を開始。 最近の消…

好きなこと嫌いなこと やりたいことやりたくないこと

東大生のアラキ君と話をしていて、彼がこんなことを言っていました。「周りの学生は、やりたいこと症候群」と。自分が本当にやりたいことは何なのか、探しているけれど見つからない。やりたいことって何なのだろう?と考え続けるけれど、見つからなくて悩ん…

本の中の匂いと記憶 カンバセイション ピース

保坂和志の小説「カンバセイション ピース」を読み始めました。最近の読書時間は寝る前の約30分。時には眠い目をこすりながら。カンバセイション・ピース (新潮文庫)作者: 保坂和志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/03/28メディア: 文庫購入: 2人 クリッ…