随想

ライフスタイルが変わる 時間の管理が変わる

手帳を従来浸かっていた1日1ページタイプのデイリー版から、1週間が見開き1ページになっているウィークリー版へと変更しました。バインダーは以前にヨメからプレゼントしてもらい使い込んでいるものをそのままに、中身を入れ替えた形。 手帳を変えたから…

Evernoteを活用しよう。記憶脳を外だしする発想

Evernoteをご存知ですか?聞いたことはあるよ、という人が多いのではないかと思います。 Evernoteを活用しよう。記憶脳を外だしする発想Evernoteをご存知ですか?聞いたことはあるよ、という人が多いのではないかと思います。僕もずいぶん前から知っていまし…

iPadの発売が全世界で延期 またも"i"は世界を変えるのか

Appleの最新製品iPadがアメリカで発売され、アメリカを除く世界各国での発売を4月末に控えて全世界が注目する中、その発売日の延期が伝えられました。理由は過大な受注により生産が追いつかないため。 当初は「iPhoneが大きくなっただけ」といった冷笑も聞か…

世界と日本はズレていく?

年始の3週間ほどをオーストラリアで過ごしたことで、ヨメの英語学習熱に火がつきました。「やっぱり毎日英語を聞くことが大事」と、帰国後瞬く間にスカパーを契約。CNNやBBCといった海外ニュースチャンネルが我が家で視聴できるようになりました。というわ…

時間を記録する 時間は出来事の連続体

以前にも試みていたことですが、Googleカレンダーに一日の時間をどのように使ったのかを、また記録し始めました。 大きく「仕事」「勉強」「家庭」「計画」「その他」にカテゴライズして色分けし、一日の始めにざっと計画を作ってしまいます。その計画に沿っ…

 BOP化する日本社会 

日用品を製造/販売するライオンや小林製薬などが、従来のパッケージよりも小口化(容量を3割〜5割減)し、価格を5割程度にした商品を相次ぎ投入しています。ライオンは柔軟剤など、小林製薬は芳香剤などを対象に今後も展開を進めて行くとのこと。 こうし…

 新興国の衝撃 7 心が満たされているということ

(6.受容力 に続いて)7.内的豊かさ日本全体に漂う閉塞感のようなものは、日本を訪れて間もない外国人にも感じることができたようでした。「電車の中で見かける日本人はあまりハッピーに見えないが、どうしてか?」といった質問を受けたり、自殺が多く、過労死…

新興国の衝撃6 良きものを受け入れて活かすこと

今回の2週間にわたるコースでは、日本企業の持つ経営の強みを彼らに紹介したり実際に企業を訪問してその目で見てもらったりという要素も多く含まれていました。現場を巻き込んで問題解決をしていくチームワーク、長期的な視野にたった経営、社会や地域に貢…

新興国の衝撃5 伝える力が人を動かす

(前回の2.使命感 に続いて。) 3.コミュニケーション能力 なぜ新興国の経営リーダー層は高いコミュニケーション力を、しかも英語でのコミュニケーション力を持ち、一方の日本人にはそれが備わっていないケースが多いのか。僕自身の経験を振り返ってみると、「…

 新興国の衝撃4 使命感を力に変えて

(昨日に引き続き) 2. 使命感 彼らが持つ使命感の強さと大きさとにも驚かされました。「一歩国を出れば自分は母国の代表」というコメントをケニアからの参加者から聞いた時には、思わず秋山真之の「俺が一日休むと日本が一日遅れる」という言葉を思い出しまし…

新興国の衝撃3 彼我の差が生まれる理由

昨日は、新興国の経営リーダーたちがどのようなキャラクター、思考様式を持っていたのか。それをわれわれ日本人が学ぶべき点として、5つのポイントから考えました。今日は、われわれがその5つのポイントにおいて彼らに大きく引き離されている現状について考…

新興国の衝撃2 我々が彼らから学ぶこと

今回のリーダーシップトレーニングに参加していたのは、先日書いた通り新興国18カ国、27人の経営リーダーたちでした。企業規模はさまざまながら、30代後半〜60代まで、バラエティに富んだ業種からの参加者たち。 今日は、そんな彼らから我々が学び取…

 新興国の衝撃1

今日からの数日間、先日ファシリテーターとして参加した新興国経営リーダー向けのリーダーシップトレーニングにおいて感じたこと、考えたことを書いていこうと思います。この経験は僕自身にとって「衝撃」という言葉でしか表現のしようのないものでした。あ…

MBA的フレームワークは何のために存在するか 独自性なきものは生き残れない

MBAであったり戦略コンサルティング会社の分析手法であったりが、書籍やセミナーの形でたくさん世に出るようになってしばらく経ちました。以前はMECEとかSWOTとか言っただけで何となく賢そうに思われたのに、最近では「そんなの知ってる」といった反応をされ…

 国家が投資すべきもの 

先日まで行われていた新興国の経営リーダー向けトレーニングコースの中で、インド出身の参加者から聞いた話に驚きました。彼は大学院でMBAの学位をとっているのですが、その際にかかった費用が年間たったの数百ドルだというのです。つまり、数万円で一年間大…

 四当五落は本当か 睡眠時間と生産性の関係

「四当五落」という言葉があったそうです。僕自身も大学受験をひかえた高校時代に教師から言われたことがありますし、最近も耳にしました。どんな意味か、御存じですか? 一日4時間の睡眠で我慢して勉強すれば合格し、5時間の眠りを貪ったものは落ちる、とい…

時間計画と計画外の出来事

朝に一日の計画を立てて、「今日はこれとこれをやろう」と決めたとします。それでも、往々にして当初の予定以外の頼まれごとや急な用事が発生したりして、当初の計画通りにはなかなか進まないもの。これをやる!と決めたものごとが終わらないままに一日を終…

責任放棄の悪しき連鎖 子どもの教育に潜むアウトソースの罠

日本の小学校が荒れているといった話を聞くようになってから随分と年月が経ちました。ゆとり教育が悪いとか、教師のレベルが低いとかと言い立てられてはいますが、一向に状況が改善する兆しはないようです。むしろひどくなってさえいる。どうしてでしょう? …

ニッポン丸からの脱出に携行すべきもの グローバルライフの装備あれこれ その3

ニッポン丸からの脱出について四回目。今日は最後の装備品について考えていきたいと思います。最後の装備品、それはリーダーシップです。それも、異文化で力を発揮するリーダーシップ。グローバルリーダーシップと言ってもいいかもしれません。 異文化マーケ…

ニッポン丸脱出に携行すべきもの グローバルライフの装備あれこれ その2

引き続きニッポン丸脱出についての話です。今日は装備しておくべきものその2。異文化マーケティング力についてです。 定義づけるなら、「日本とは異なる文化的背景を持つ場所で、自分自身や商品、サービスを"売れる形"に構築する能力」ということになるでし…

 ニッポン丸脱出に携行すべきもの グローバルライフの装備あれこれ その1

ニッポン丸を脱出するという選択肢が夢でも幻でもなく現実だ、そんな話を昨日書きました。先進国でもいいし、新興国でもいいでしょう、と。でも、そんな脱出行に忘れずに持って行くものがあります。今日はそんな話です。 日本以外の国でビジネスをし生活をし…

ニッポン丸からの脱出 未来を見据える個人の選択

日本は現在のところ、世界第二位の経済大国で、世界第9位の人口を抱える大国です。地理的な小ささから日本を大国と呼ぶのは違和感があるかもしれませんが、この小さな国土で世界トップ10に入る人口を養い、経済規模はもちろん、その洗練されたインフラ、サー…

 Who have won the gold medal? 技術立国ニッポンの栄光と挫折

先日、ある国内大手メーカーのマネジャーの方のJapanese management, past, now, future」と題されたプレゼンテーションを聞く機会がありました。日本企業の経営やリーダーシップのあり方について、過去現在未来を考えるというテーマです。 その中で、日本メ…

 個人のBPOを助けるモノとサービス コアを傷つけないアウトソース

自分が価値を最大化できる、 あるいは将来に自分の価値を最大化するための活動に時間を集中する、という考え方を昨日はご紹介しました。家政婦を雇うというアイデアに少し触れましたが、「それはさすがにちょっと」という方でも実行できる方法があります。今…

 あなたのコアは何ですか? BPOの発想を個人に

ビジネスでは、自社の得意なことに資源を集中して、それ以外の分野は専門の業者にアウトソースすることがあります。例えば、Appleはデザインと製品設計、マーケティングに特化し、製造は世界中の企業に委託しています。ナイキも同じで、ナイキ製の靴というの…

 サンキューの日に考える 感謝の気持ち 感謝の言葉

「ごはん作っても、ありがとうとも美味しいとも言わないダンナが多いんだって。」という話をヨメから聞いた時に、正直びっくりした記憶があります。僕自身は結婚してからもその前からも、食事を作ってもらったらお礼を言い、美味しいとか旨いとか、そんな言…

情報の深層へ?はたまた無軌道な奔流?日経電子版有料化

日本経済新聞が、電子版の有料サービス開始に踏み切りました。世界の有力な新聞がトライして、未だ「成功例」の出ていない領域。ネットでの情報はタダ、という読者側の常識化した観念を打ち破ってビジネスとして成功を収めるのか、とても興味のあるところで…

 Twitterが学習のトリガーを引く 小さな刺激が人を動かす

Twitterで誰をフォローするかは自由です。自分の親しい人や知人だけをフォローしてもいいし、有名人をフォローするのもOK。全然知りもしない、有名でもない人を、知人のネットワークをたどってふとフォローするなんていうこともできます。あるいは、興味のあ…

エディタというソフトの不思議な魅力

ここ数日、PCで文章を書くときにエディタと呼ばれる種類のソフトを使っています。Microsoft Wordのようなワープロソフトよりもさらに機能を絞りこんで、「文章をただ書く」ためだけにデザインされたソフトウェア。フォントの種類を変更することもできなけれ…

 ネットワーク技術が変えるリーダーシップのカタチ

最近のTwitter人気はすごいですね。電車の中でもTwitterでビジネスが変わる!といったタイトルの本を読んでいる人を見かけるようにもなりました。一過性のブームなのか否かは別として、現在のところ最も注目を集め、かつ利用者を拡大しているWebサービスであ…