幸福について考える 自分・家族・社会にとって

先日ここでご紹介した書籍「Happier」もその一部なのですが、大学院の課題で幸福について考えるというテーマの論文に取り組んでいます。日々ビジネスについて学んだりディスカッションをしたりしているわけですが、そもそもの点に立ち返り、自分にとっての幸福や社会にとっての幸福について考えてみようという問いかけです。
個人的にはこれまでにも幸福について考えてきたつもりだったし、幸福な生活を送るためにどうしたらいいのかについて自分なりの工夫をいろいろとしてきたつもりではありましたが、今回改めて考えてみて気づいたことが一つあります。それは、幸福というのは自分1人がなるものではなく、それは自分を取り巻く家族、ひいては社会を構成する人々との間で創出されてくるものであるということ。
そこで大切になるのは、幸福について自分だけで納得するのではなく、まずは家族の間で、そしてやがては会社の同僚や地域のコミュニティの中で、それぞれに「今よりも幸福になるには?」という問いを立て、それについて意見や思いを共有していくプロセスが必要ではないかと気づいたのです。
事あるごとに「幸せについての講義を受けている」という話をしていたこともあり、妻との間で幸福についての会話をすることがありました。そんな時にふと上記のようなことを思ったのです。まずは妻、そしていずれ娘が成長した時には、家族がもっと幸福になるには?という問いに対して話し合ってみるのがいいだろう、と。
Kazuteru Kodera