Evernoteを活用しよう。記憶脳を外だしする発想

Evernoteをご存知ですか?聞いたことはあるよ、という人が多いのではないかと思います。
Evernoteを活用しよう。記憶脳を外だしする発想

Evernoteをご存知ですか?聞いたことはあるよ、という人が多いのではないかと思います。僕もずいぶん前から知っていましたし、一応アカウントも持っていました。あくまでも「ウェブクリップサービス」として。

気にいったウェブ上の記事や後で読む記事をワンクリックで保存しておいてくれるクリップサービスEvernote以外にも、Read it laterや「あとでよむ」などがあり、いずれも無料で利用できます。

一方、最近ヨメ情報によって始めたEvernoteの使い方は、そうしたウェブクリップのかなり上をいく力を持ったもの。簡単にいうと、ウェブ上だけでなく、あらゆる記録しておきたい情報をクリップしておく、という使い方です。

そんな使い方を支えてくれるのがiPhoneEvernoteアプリを導入しておけば、テキスト、写真、音声をデータとしてウェブ上のEvernoteに保存でき、同期することでいつでもそのノートを閲覧することができます。

僕が頻繁に使うのが写真。手書きのノートを写真にとっておき、後から検索しやすいようにそのノートの内容にあったキーワードをタイトルにつけて保存します。手書きのノートはなかなか読み返すのが大変だし検索ができないのが最大の欠点ですが、写真にキーワードをつけておくことで簡単に探し当てられるようになる。せっかくとったノートが、必要な時に手元にない。あの時なにか書いたけど、思い出せない。そんな悔しさから解放してくれるありがたい機能です。

ただ、そうして蓄積したノートも検索できなければゴミの山。Evernoteはそのあたりのケアもしっかりしています。テキストデータの検索はスピーディーだし、何と英単語なら手書きのノートも写真を読み取って検索してきてくれるのです。

何かのテーマでまとまった文章を書きたいときには、そのテーマに関連するキーワードをいくつか検索してみれば、これまでに蓄積したノートがどどっと引っ張り出されてきます。自分の脳だけでは記憶しておくことのできない、「どこかで触れた情報「や「どこかで考えたこと」を、その場で蘇らせることができるのです。

自分の外に記憶専用の脳を用意するEvernoteの発想。試してみてください。また、上記以外の活用法などあれば、ぜひ教えてくださいね。

Kazuteru Kodera