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エディタというソフトの不思議な魅力

ここ数日、PCで文章を書くときにエディタと呼ばれる種類のソフトを使っています。Microsoft Wordのようなワープロソフトよりもさらに機能を絞りこんで、「文章をただ書く」ためだけにデザインされたソフトウェア。フォントの種類を変更することもできなければ、タブやインデントといった機能もありません。「体裁」ではなく、ただただ「文章」に特化しているのです。以前から存在そのものは認識していたのですが、無味乾燥なイメージを持っていたこのツール。でも、最近のものは単に無味乾燥というのではないようで、文章を書くことが快適になるように、いろいろな工夫がこらされています。
CreaWriter http://www.creawriter.com/
僕が使っているのはWindows用に開発された「CreaWriter」というソフト。この紹介サイトをみていただければ分かる通り、背景には心落ち着く写真、BGMには焚火の音が聞こえたりします。(寄付をすることで、背景画像やBGMは自由に変えられるようになります。)
面白半分、興味本位でダウンロードしてみたこのソフトですが、これがかなり心地よく文章が書けることが分かりました。何よりも心地よいのは、「書く」という以外の機能が一切画面上に表示されないということです。フォントのサイズやメニューのボタンはもちろん用意されていますが、ひとたび文字を打ち込み始めると自動的に見えなくなり、画面上に存在するのは自分が書き綴る文章のみ。耳に入る音は焚火の音。目に入るのは文字と風景。それだけなのです。
これまで使っていたワープロソフトやブログの編集画面というのは、余計なものがとても多く含まれていて、「書く」ということに集中できない環境にあったのだ、と気がついた。そう言い換えることができるかもしれません。これで文章のクオリティが上がるかどうかは別にして、書くことに集中ができる分、短時間で一定量の思考を文章化することができるようになりそうです。
Kazuteru Kodera