学びをためる 明日に活かす

今日のブログはムスメを片手に抱きながら執筆中です。iPhoneならではの場所を選ばないアウトプット術ですね、これは。iPadでも真似はできないでしょう。
以前に作った目標の中に、こんなものがありました。「学びを蓄積して未来に活かすための仕組みを作りたい。」
僕たちは毎日、多かれ少なかれいろいろな刺激を受け、そこから学んでいます。何も学校やセミナーに出かけなくても、日常の生活や周囲の人との会話の中で、あるいは仕事の関係者との打ち合わせの中で、新しい情報に触れ考えに触れ、刺激と学びを得ています。自分とは違うものの考え方に「なるほど」と思ったり、ふとした,街の光景に「あーそういうことか」と気づいたり。。。そんな学びや気づきが、人の一生を変えてしまうことだってあってあります。ニュートンとリンゴの話もそうですが、人の目に見えないと思われている新しい発見や気づきというのは、案外日常の中から見出さているものじゃないかという気がするのです。
そんな学びや気づきを、ただその時だけの「あーそうか!」に留めてしまうのは勿体ない。どうにかそれを捕まえて記録して、役立てていけるような仕組みを個人的に作れないだろうか?そんな思いから、冒頭のような目標を作りました。蓄えて行くことで、そうした個々の学び同士が有機的に結びついて、新しい何かが生まれたり、それまでよりも深い学びに変わったりという発展ができれば、それは素晴らしいことじゃないか、と。
そんな思いをもって試行錯誤していく中で、この一ヶ月に導入して試験運用している仕組みはなかなかよさそうなので、ここで紹介します。
まず、そうした学びを蓄積する仕組みに必要な要素は何かというと、

記録や蓄積に手間がかからないこと
体系だてて整理さていて一目でわかること
検索できること

こんな条件をつけて検討していって、最後に残ったのが「マインドマップを使った学び蓄積の仕組み」です。
マインドマップは階層構造になっているため体系だてて情報を整理するにはもってこいのツールだし、PCのソフトを使えばGoogleデスクトップ検索で中身まで検索することができます。データの記録はもちろん、カテゴリーの変更などが手軽にできる点も優れもの。それをうまく使えば、簡単に検索や振り返りができ、なおかつ一目で全体像がわかる「学びマップ」が作れる!以前に記録した内容と同じカテゴリーに新しい情報を加えるのにも、枝を一本付け足せばOKなので、マップがぐちゃぐちゃになってモチベーションが地に落ちるということもありません。
具体的な運用方法は、以下の通りです。

気づいことを書き留めるノートを作る(普段のノートでも、特定の記入場所を決めておけばOK)
一週間の最後に、その週の学びや気づきをノートを眺めがら確認
一週間に一回、ノートから学びマップに転記
一ヶ月分を一枚のマップとして保存。
時々振り返りつつ、繋がりのある枝はマップをまたいで統合。新しい学びとして記録

まだ2月分を作っただけですが、ほんの一ヶ月でも驚くくらい大きなマップになりました。これを積み重ねていけば、自分なりの叡智が詰まったマップアルバムを作ることができそうです。
こんな手法、組織の学習に活用してもいいんじゃないかと思っています。

Kazuteru Kodera