一日を終えるときに何をするのか

一日を終えるとき、つまりベッドに入る前に何か決まったことをするという人はいますか?ストレッチをする、しばらく本を読む、音楽を聴く。人それぞれの習慣があって興味深いです。脳科学者の茂木健一郎さんは、眠る前にDVDでイングリッシュコメディーを観るのが習慣だそうです。本当に人それぞれです。
僕は最近、寝る前の時間にはパソコンや携帯などの電子機器から離れて、ノートとペンを持って考えるということを、習慣にしようとしています。音楽を聴きながらダイニングテーブルに座って。およそ30分くらいでしょうか。何を考えるというのは特に決めず、ノートに向かって思うことを絵や図で描いてみたり、文章にしてみたり。
一つには、電子機器から離れる時間を意識的に作りたかったことがあります。日中から夜まで、液晶画面に向かっていることが多いのは、肉体的にも精神的にも磨耗していく感じがします。一日の最後くらい、アナログなものに囲まれているのが心地いいと感じます。
それに、「考える時間」を意識的に作って、自分が無意識の中で気になっていることや気付いていることに耳を傾けることも大切じゃないかな、と。
ノートやらペン(万年筆)やらが好きということもあって、この時間はとても気分が落ち着き、リラックスして頭の中を散歩することができています。滑るようにインクを紙に走らせていると、頭の中で自分でも気付いていなかったものやことにコトリとぶつかったり、気になっていたことがフワリと解決したり。
ヨメが起きているときは、二人で話をしながらノートに向かうのも楽しいです。

LAMY 万年筆 アルスター L23R ラズベリー ペン先EF (極細字)

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Kazuteru Kodera