紅葉の御苑を彩る人、色、太陽

昨日に引き続き、新宿御苑で撮った写真。1日で載せてしまうとネタが尽きてしまうので、小分けにしています。日付がズレてる?気にしない気にしない。もともと日記と言いつつ、生活の記録をつけているわけじゃないのだから。

大きな落ち葉がたくさん積もった木の下、子供達がたくさん集まって遊んでいました。落ち葉を掴んでいる子、拾ってきた木の棒を地面に立てて、その周りを飽くことなく走り続ける子・・・。時には「ベタ!!」と転んでしまったり、予想外に手が汚れてひるんだりはするものの、笑顔の絶えない彼らの姿は印象的でした。3時過ぎのまだ温かい陽の光が男の子の背中を照らした瞬間、何だか神々しい気持ちが湧いてきます。

毎日が日曜だけれど、ホントの日曜には広い公園でシートを敷いて、二人いろんな話をする。そんな夫婦には、どんなに年を重ねても周囲の人を羨ましがらせる力がありますね。少しこたえる寒さではあったけれど、西の空に傾き始めた太陽の下、お二人の姿は温かい素敵な空気に包まれていた気がします。

最後は完全な偶然の産物。三脚を組み立てて、平行度を確認しようとファインダーを覗いたところに飛び込んできた光景。向こう側に見えるのも女性でしょうか。シートの脇にきちんと揃えられた靴と、コロンと寝た赤い鞄が都会の公園らしくて、試し撮りの写真ながらすっかり気に入ってしまいました。
新宿御苑、こうして見ていると、紅葉の季節だけじゃなく、暖かくなってからもう一度ゆっくりと訪れてみたいと思う場所です。今度こそ、芝生に寝転がって読む本を持って。
Photo : Nikon D200 with TAMRON AF 70-300mm F/4-5.6Di