一日を生産者として始める。実践編

先日ここで紹介した、一日を生産者として始めるということについて、いくつか実践してみたので感想を書きます。
まず自分でも一番気に入ってるのが、朝食をきちんと作るということ。オムレツを焼き、簡単な野菜炒めを作ったり、パンを焼いたり、コーヒーをいれたり。ほんの15分程度でできる作業ですが、一日がとても豊かに始まる感じがします。好き嫌いの多い娘もオムレツは大好きなので、とても喜ばれます。気分が豊かになり、家族にも喜ばれ、健康的でもある。素晴らしいことですね。
次に、やはりこうしてブログを書くというのもいいと思います。寝ている間にふと思いついた事や、昨日まで頭の中でモヤモヤ考えていたことを、文章にしてみる。すると、自分でも考えてもいなかったようなアイデアが湧いてきたり、モヤモヤがまとまったりしてくる。この、文章化することの効用というのは、以前にもここで書きましたね。
朝というと、新聞に目を通したり、テレビのニュースをチェックする、という人が多いと思います。自分の親の世代は当然のようにそうしてきたし、テレビドラマの中でもそれがあたかも当たり前のことであるかのように表現されています。
でも、朝にニュースをチェックする、というのは一昔前のモデルのような気がします。紙の新聞を主に読んでいた時代は、朝にならないと前日の出来事のことがわかりませんでした。通常、朝刊の記事の締め切り時刻というのは夜中の1時なので、それから編集して印刷して配達して、というプロセスを経るとどうしても朝になってしまいます。だから、当日の朝に前日の出来事を知る、というのが当たり前になった。
でも今は違います。ニュース記事はリアルタイムに近い形で配信されます。その日の出来事を知るのに、翌朝まで待つ必要ないのです。その日のうちに、夜のうちに、チェックしてしまえばいい。
これからは、テレビドラマの中でも、朝は朝食を作る、コーヒーを入れる、ブログを書く、みたいな行為があたりまえになるといいですね。