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◯◯しないと◯◯できない 二重否定ってなんかね・・・

最近気づいた小さなことですが、ムスメと話をしていてよく「◯◯しないと◯◯できないよ」といった物言いをしていることに気づきました。いわゆる二重否定ですね。これ、仕事の上でも実はけっこうな頻度で使っていたりする。「この課題を解決しなければ、事業の成長は望めない」とか。過去のプレゼン資料なんかでも、二重否定でのコメントがけっこう多い。前半・後半それぞれに否定的な言葉を持ってくる応用編もある。「事業停滞を招く」とかね。
二重否定、言いたいことを強調するには効果のある言い方なんだろうとは思うけれど、その語感はどうもネガティブ。ない×ない と続くわけだから、当然ですよね。
ムスメに対しては、可能な限りポジティブな言葉を使おうと意識していたら、つい使ってしまうこの二重否定のネガティブ語感がいやに目に付くようになった、というわけです。習慣的に使ってしまうところが怖い。
今朝も思わず使ってしまいました。「目薬ささないと、保育園行って遊べないよ」。ものもらいができかかっているムスメに対してかけた言葉ですが、交換条件というか、悪い言い方をすれば脅迫になっていることに、すぐ気づいた。「目薬さして痛いの直して、保育園で遊ぼう!」と言い換えれば、どんなにポジティブだったか。
仕事で二重否定を頻繁に使うことにも弊害がある気がします。脅迫めいた語感がどうしてもそこに悲壮感を感じさせてしまうから、取り組む前から「歯を食い縛らないと」みたいな辛苦を想像してしまう。
ポジティブな言葉を使えば、考え方も姿勢もポジティブになる。ネガティブな言葉を使えば、ネガティブに。よく言われとおり、言葉は人を作るわけです。「気をつけて言葉を使わないと、ポジティブに元気よく生きることはできない」なんちゃって。
Kazuteru Kodera