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 風を感じる浴衣生活 日本の夏には日本の衣服で

日々の出来事

自分用の浴衣を新しく仕立てたヨメ、子ども用の浴衣をゲットしたムスメとともに家族3人で浴衣でお出かけしたいね、ということで、人生で初めて浴衣を買いました。気に入るかどうかはわかrないので、とりあえずネットで比較的手頃な価格の3点セット(浴衣/帯/草履)を。
温泉旅館のものを除けば一度も身につけたことのなかった浴衣ですが、これが想像以上に着ていて心地のいい着物です。生地の質感もさることながら、身体に密着せずゆったりとしているため肌の上を風が通り抜けていくのを感じることができ、洋服(Tシャツなど)よりも遥かに体感気温が低くなる。湿度の高い日本で、空気の動きを最大限に活かして夏を涼やかにすごそうという伝統的知恵を感じますね。
衣服というのは、その土地その土地で気候や生活習慣に合わせて進化してきたもの。従って、日本の気候・風土にはやはり日本伝統の衣服が適しているということなのでしょうね。逆に言えば、西洋化された日本の住宅で着物を着ていると不便なこともある。例えばドアノブ。我が家は掴んで下に引き下げるタイプのノブなのですが、これがよく袖口に引っかかって浴衣が破れそうになります。いやはや、文化の融合というのは難しいです(笑)
僕たちが普段身につけているズボンは、もともと馬に乗る人たちにとって便利なように設計されているようです。馬の乗り降りや騎乗に邪魔にならないように、両足にぴったりと接触するようになっているんですね。日本の蒸し暑い夏には、この「ぴったり感」が最大の邪魔者になるわけで、そこは独自にステテコなどを編み出して文化の融和を図って来ている。(このステテコも、最近はずいぶんとおしゃれなものが出ているようで、僕も最近ひとつ買って愛用し始めました。)
和服というとつい面倒だと感じたり、メンテナンスが大変と敬遠する向きも多いと思いますが、ぜひ一度試してみることをおすすめします。女性は少しスキルが必要ですが、男性はけっこう手軽にスタートできるので。
Kazuteru Kodera