Customer Face Time

営業で使われる言葉です。顧客に「あの人と会う時間を作りたい」とどれだけ思わせることができるか、顧客にどれだけの時間を提供してもらえるか。
最初は30分だったものが、顧客にとって価値ある情報や「なるほど」と思わせる示唆を提供し続けることで、やがてそれが1時間になり、2時間になり。そうして、いつしか顧客から「提案してほしい」とリクエストを受けるようになる。これが営業の理想の姿ですね。
どうも日本においては「営業」という仕事に対して、「顧客に頭を下げる仕事」というイメージが広く持たれているように感じます。しかし、実際はそうではありません。営業は顧客との最も効果的な接点であり、顧客の信頼を勝ち取るための最強の手段。
モノがモノの機能だけでは売れない今の時代。営業という仕事は正しく評価し直されるべき時を日本でも迎えているように思います。
Kazuteru Kodera