いろいろなストレス

行きつけの整骨院が、鍼灸治療をする「東洋医学外来」というメニューを持っていて時おりお世話になっています。その施術中に聞いたストレスについての話が興味深かったので少し書いてみたいと思います。
その理論によると、人間の体(頭も含めて)に蓄積されるストレスというのはいくつかの酒類があるのだそうです。僕たちはついストレスというと「精神的なもの」を思い浮かべるのですが、それは「脳ストレス」と言われるもので、あくまでもストレスの種類の一つ。それ以外にも(正確には記憶していないのですが・・・)以下のようなものがあるそうです。

  • 骨格ストレス

 骨格の歪みがもたらすもので、背骨が歪んでいたりすると発生する。体にとって不自然な体勢で長時間過ごすことになるため、無意識のうちにストレスが蓄積されている。

  • 気候ストレス

 高い湿度や気温などがもたらすもので、湿気からくる不快感などがもとになって発生する。不愉快な状態を我慢し続けることで、ストレスが蓄積される。

それ以外にも一つくらいあったと思うのですが忘れてしまいました。
要は、ストレスは人間の体が不自然な状態や我慢の状態に長時間さらされることで蓄積されるものだということ。そして付け加えて、人にはストレスを「蓄積しやすい人」と「蓄積しにくい人」がいるのだそうです。興味深いですね。俗にいう「ストレス耐性」ということですが、要は「耐性」というような我慢強さではなく、蓄積しにくい体質かどうかということのようです。
ストレスを蓄積しやすい体質の人は、それを「自分の根性がない」などと悲観せず、ストレスを蓄積してもすぐに放出する工夫をすること、また自分にとってのストレスの原因を見つけ出して、それを除去する(つまり蓄積されないようにする)ことが大切です。
精神的なストレスだと思っていたものが、実は骨格の歪みかもしれません。一度振り返ってみることが必要ですね。
Kazuteru Kodera