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 新しい情報収集の3つのタイプ

ビジネスや生活の中でWebの果たす役割が大きくなるに従って、人々の情報収の方法もずいぶんと変わってきているように思います。最近特によく耳にするのは「テレビの衰退」。かつては時事ニュースから芸能ネタまであらゆる情報はテレビから、という形態が主流でしたが、現在はもうそんな時代ではありません。
代わって情報媒体としての存在感を近年大きく高めたのが冒頭に書いたWebです。僕もその一人ですが、日常の情報種集のほとんどをWebから行っているという人は確実に増えています。
Webでの情報収集と一口に言っても、その方法は多種多様です。新聞社や通信社のサイトにアクセスして記事を読む方法もあれば、著名人や業界人のブログを読むという方法もあり。最近ではtwitterの存在感が強くなってきています。
Webでの情報収集のメリットはそうした多様な情報源に手軽にコストをかけずにアクセスできるという点が大きいですが、一方でそれはデメリットにもなります。どこから情報を入手するのが自分にとって最適なのか、効率よく良質な情報が入手できるのか、わかりにくくなっているのです。かつてはNHKのニュースを見ていればそれでよかったものが、今ではWeb上に散らばるあらゆる情報の中から、「自分でセレクト」しなくてはならないのです。
今日はそんなWeb上での情報収集の方法について、僕なりの方法論を書きたいと思います。名付けて「新しい情報収集の3タイプ」です。難しい事はなく、すぐに誰でもできる方法です。

以下の3つをバランスよく組み合わせて活用するのがいいのではないかと思っています。そのバランスは、各自で考えていろいろと変えながら自分にフィットするポイントを選べばいいのではないでしょうか。
タイプ1 ライフル型
特定のキーワードやテーマについての情報に予め狙いを絞って、それがWeb上に登場したところを狙い撃つタイプです。具体的には、twitterの「検索メモ」やgoogleニュースの「セクション」という機能が有効。予め設定したキーワードを含んだtwitter上のつぶやき(tweet)やニュース記事がWeb上にアップされたらそれを自動的に表示してくれます。自分の仕事に直接関係のある情報や趣味のキーワードを設定しておけば、見落とすことなく狙いすました情報を入手できます。
タイプ2 ショットガン型
自分の興味・関心のあるテーマについて発信しているサイトや個人を予め特定して、そこから発信される情報をすべて入手するタイプです。具体的には、興味のある個人や企業のブログやサイトをRSSリーダーに登録しておき、定期的にチェックします。RSSリーダーはさまざまなものがリリースされていますが、google リーダーが汎用性には優れていると思います。興味・関心が共通している個人のブログなどは、もちろん興味のないテーマの記事もありますが、新しい発見や気づきを与えてくれる可能性が高いもの。それらを漏らさずチェックする方法です。
タイプ3 マシンガン型
自分の興味・関心領域だけに情報収集を限定してしまうと、それ以外についてはとんと音痴ということになりかねません。あらゆる情報を手に入れようとするのは時間の観点からおすすめできませんが、ある程度の「幅」を情報収集に持たせることは重要です。そこで、狙いを定めずに乱射するようなマシンガン型も併用することが必要です。これは、一定レベル以上の情報が掲載されているサイトを日常的にチェックしたり、twitter上での議論をざっと眺めたりする形が有効です。たとえば日本語であれば日経新聞のサイト、英語であればTIMEやFTなどの一流紙をチェックする。twitter上で影響力のある人物をフォローして発言内容を確認する、など。あまり細かく読み込んでいく必要はありませんが、ざっと目を通して自分に新しい興味・関心の種をまいていくというアプローチがいいのではないでしょうか。

Kazuteru Kodera