ユビキタス・キャプチャー Moleskineの使い方
ヨメが購入したモレ本こと「モレスキン 伝説のノート活用術」にざっと目を通した中で、気に入ったノートの使い方がありました。さっそく実行に移してかれこれ2週間あまりですが、非常に効果が高いと感じています。
モレスキン 「伝説のノート」活用術?記録・発想・個性を刺激する75の使い方
- 作者: 堀正岳,中牟田洋子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 637回
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「少しでも」というところがポイントで、「こんなのはノートに書くことじゃない」と多少思っても、「どうしようかな」と迷いがあるのなら、言い換えれば「少しでも」残しておこうという気持ちがあるのなら、書いてしまう。そうすることで心の中のブレーキがすっと外れて、気軽に何でもどんどんと書き込めるようになってくる。
僕たちは意識こそしないもののいろいろなことを考えたり感じたりしています。しかし、その大部分はふと一瞬頭の中を走り抜けていくだけで、後から思い出そうと思っても思い出せないことが多い。そうした「走り抜けていく」思考や感情を、どんどんとモレスキン・ノートに捕まえていくことで、自分の思考や感情を後から振り返って整理したり、ブログのような形式化されたアウトプットにつなげていくことができる。
実際に2週間ほどこの「ユビキタス・キャプチャー」を実行してみて、僕が記録したのは以下のような項目でした。
・人の話や本を読んでいて自分が考えたことやキーワード
・ムスメ(1歳半)の行動を見ていて感じたこと
・ちょっとした数値データの記録(掃除にかかった時間やストレッチした時間など)
・まとまっていない考え
こうしたものを、例えば情報には「i」、記録には「r」、感じたことには「f」といった具合にアイコンをつけて書き込んでいくと、みるみるうちに色々なことが書き込まれていきます。ああ、こんなにもこれまでいろいろなことを考えたり感じたりしていたんだな、というある種の「もったいなさ」とともに、これからはそうした「走り抜けていく思いや考え」を大切にしていこうと思っています。
Kazuteru Kodera