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新興国の衝撃3 彼我の差が生まれる理由

昨日は、新興国の経営リーダーたちがどのようなキャラクター、思考様式を持っていたのか。それをわれわれ日本人が学ぶべき点として、5つのポイントから考えました。今日は、われわれがその5つのポイントにおいて彼らに大きく引き離されている現状について考えてみたいと思います。

「われわれ日本人」という視点ではなかなか真に迫った分析ができないので、ここでは僕のケースで考えていきます。僕自身が日本人一般とどの程度乖離しているかはわかりませんが、一つのケースとして用いることには意味があると思います。

1.情熱

一人の人間の情熱は、周囲の人々に伝播し彼らをも熱くしていきます。あたかも熱源が周囲の空気やものを温めて行くように。彼ら新興国のリーダーたちを見ていて、僕自身もそんな「熱源」になりたいと心から思いました。また、ならなくてはいけない、と。

彼らはなぜそうした熱源を持っているのでしょうか?大きな要因は、「自分の人生を心から本当に大切に思っている」ということです。人生を大切に思い、価値あるものとして生き切ろうという熱い思いを持っている。それが彼らから感じる熱源なのです。これは、僕自身がこれまでに接してきた日本の人たちの誰よりも強いものがあったと思います。

僕自身を振り返ってみても反省するところはたくさんありました。
自分がこの世に生を受けたことの価値を最大化して、社会や家族そして自分自身に還元していく。そのためにできることが目前にあったのに、目先の安楽をとってしまう。小さな恐怖感や不安感から逃れることを優先して、安心領域から出ずチャレンジしない、など。

なんとなく生活していてもなんとかなってしまうという環境の中で、行動しないままに人生の有限な時間は着々と流れている。そんな状況を打破して、人生の価値を最大化する。そんな姿勢を彼らから学ぶことができました。

(明日は第二のポイント 使命感について書きます)

Kazuteru Kodera