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読書のカタチ 何のために本を読むのか

読書が好き、という人は多いと思います。僕もその一人。何に時間を使うのが楽しいか?と聞かれたら、たぶん読書というのはトップ3に入るのではないかという気がします。
そんな読書ですが、人によって、あるいは読む本によって、4つくらいのタイプに分けられるのではないかと考えています。
タテ2マス、ヨコ2マスのマトリクスを描いてみてください。そして、タテ軸には「目的・必要性の明確さ」、ヨコ軸には「楽しさ」をとります。上に行くほど、あるいは右に行くほど、その度合いが高くなるというイメージです。これで読書のタイプが整理できるんじゃないかと思うんです。
左下のマスに入るのは、目的が不明確で、楽しくもない読書。あまりしたくはありませんが、時間潰しのために仕方なくキオスクで買う本などはこのマスに入るかもしれません。「時間潰しの読書」のマスです。
左上のマスには、「やらされる読書」が入ります。学校や会社の試験のために仕方なく読む本など、読まなければいけないから読むけれど、楽しくないという読書。これは往々にしてありますよね。中には、あらゆる読書がここに入るという人もいるかもしれません。本は嫌いだ、という方ですね。
三番目の右下のマスには、「趣味の読書」が入るでしょうか。特に目的や必要性があるわけではないけれど、「読書している時間そのものが好き」というケースや、小説などとにかく読んでいて楽しい、ハラハラドキドキする。そんなカタチの読書がこのマスには入ります。
最後の右上のマス、これは「夢、目標に向かう読書」です。自分の夢や目的の達成に必要だと思って読む本、自分の糧になると信じて読む本。だから読んでいて楽しい。
4つのタイプを見てきましたが、ここで自分自身がどのタイプの読書にどのくらいの時間を使っているかを少し考えてみると面白いかもしれません。どのマスが、一番多くの時間シェアを獲得しているでしょうか?
右上の「夢に向かう読書」にたくさんの時間を使っている人は、夢の実現に書物のエネルギーをフル活用している人です。できることならば、少しでも多くの読書をこのマスに入れられるようになりたいものです。
とはいえ、それ以外のマスがゼロでなければならないということではないと思います。右下の「趣味の読書」はリフレッシュにとても有効ですから、一定の量は必要でしょう。僕自身、たまに猛烈に小説が読みたくなって、貪るように読むことがあります。
左側の2マスは、少ないに越したことはありません。「やらされる読書「では身も入らず吸収が悪いし、何より楽しくない。まして「時間潰し」など、撲滅すべき悪の帝国です。
なんてことを意識しながら読書したり、本屋の店頭に立ってみると、違った景色が見えるかもしれません。



Kazuteru Kodera