iPadがもたらす未来とはどんなものか

Appleが発表したiPad、あちこちでその特長やら「欲しいと思うか?」といった会話が展開され、ちょっと食傷ぎみという人も多いんじゃないかと思います。
今日は、そんなiPadがもたらすかもしれない未来について考えてみたいと思います。ここでは売れるか売れないかということは別にして、いろいろな制約条件がなかったとした場合に、このデバイスでどんなことができるのか考えてみたいんです。

●移動中でもかさばらず、快適なWebブラウジング、メールができる
あの薄さ、ノートPCのように開かなくてもタイピングできる形状から、電車の中など移動中でも快適にWebブラウジングやメール送信ができそうです。携帯では小さすぎ、ノートPCでは大きすぎる。その中間。
●書籍・新聞・雑誌を読むツールとして活躍する
AmazonKindleと同じように、使いやすいインターフェースで紙メディアをダウンロードして読むためのツールとして。
●映像見て楽しむためのツールとして活躍する
あのくらいの画面の大きさならば、動画などを見てもストレスはないでしょう。携帯では小さすぎ、ノートPCでは大きすぎる、ちょうどいいサイズ。

もっと他にも活用の方法はあると思いますし、新しいサービスやソフトがリリースされることもあるでしょうね。
例えばこのツールを、僕が学んでいる大学院で活用できるとしたら、これはもうすごく便利です。映像講義をダウンロードして十分なサイズの画面で見られ、ディスカッションボードへの書き込みもiPad上で行えます。教科書もダウンロードして読み、メモやノートもできてしまう。それがあのサイズの機器で実現されるとしたら素晴らしい。本当にどこでも勉強することができるようになりますね。重たい教科書を持ち歩く必要もありません。
こんな形で、自分の生活の中に当たり前にiPadが存在していたら?と考えると、この製品の可能性について少し身近に想像することができそうです。
家の中では?電車の中では?学校では?会社では?
Kazuteru Kodera