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 育児部 入部体験記

育児を「部活」に例えるという話を聞いて思わず笑ってしまったことがあります。幼い子供の意に沿う形で抱っこしたりおっぱいあげたり、それと同時に家事もして・・・という生活が、理不尽なことでも耐えなければならない「部活」に似ているから。なんとなくわかる気はしながらも、「部活」という響きについ笑ってしまう。でも、今日はそんな「部活体験」をしました。
ヨメが昨夜から39℃の熱を出して寝込んだのです。どう考えても起きられる状態ではなく、9か月のムスメ(とても目を離せる生き物ではない)の面倒を見るためには、どうしても僕が在宅する必要がありました。というわけで仕事は休みにして、一日の「育児部体験」。
結論から言うと、これはかなりきつい部活だということがわかりました。一日で「わかった」などと言うと世の中のママたちに怒られそうですが、少なくとも世の男性諸氏が思っているほど、育児は甘いものではない。。。これまでも僕自身、育児に対しては積極的に取り組んできたつもりです。おむつを替える、お風呂に入れる、ご飯を食べさせるなどなど。でも、そうした「短期的に子供と接する育児」と、「一日中子供と(子供だけと)接する育児」というのとでは、本質的に違いがあるというのが今日の気づき。(ちなみに、これまで子供と二人きりで過ごした最長時間は3時間でした。)
かなりきついと書きましたが、今日の僕の部活はかなり「入門編」で、世のママたちがやっているのに僕はやっていなかったことがいくつもあります。
1.おっぱい (やろうにもできません)
2.家事 (皿を少し洗った以外はしていません)
3.買い物などの外出 
そう。ただ単に家に子供と一緒にいて、おなかがすいたらご飯を与え、眠そうだったら抱っこして寝かしつけ、退屈そうだったらおもちゃで遊ぶ。それを一日やっただけなのです。が、大変だった。。。ポイントは、「常に一緒にいる」ということです。
僕自身が「力の抜きどころ」をわかっていないので、余計なエネルギーを使ったという面はたぶんにあるかもしれません。それでも、「常に一緒にいる」ということ、「常に二人っきりでいる」ということは、肉体的にも精神的にも、けっこう疲れる。これは決して子供を愛していないとかそういうのではなく、理屈の通らない理不尽な存在である子供と二人っきりで、それも彼女の要求を常に満たしながら時間を過ごすということがすごくエネルギーを使うのです。
仕事と比べてどっちが大変だったか?という質問に対しては、「間違いなく育児」と答えるでしょう。慣れていないという面も勿論ありますが、これが24時間(夜も起こされるので)365日続いたら、肉体的・精神的な負荷は大変なものです。
世のママさんたち、無理解な男性であった僕をどうかお許しください。考えを改めます。おそらく最大のポイントは、「一時的な育児活動」と「継続的な育児活動」との違いを認識したうえで、ママさんたちのリラックスをうまく提供できるパパになる、ということではないかと思っています。

Kazuteru Kodera