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 本棚で見つけた金言 「デリヘル経済学」

昨日、1時間ほどかけて本棚を整理しました。かなり大胆に、今後再読する可能性の低い本は処分(ブックオフに売却)の箱に放り込んでいく作業は、「自分に必要なものと、そうでないもの」をより分けていく選択の作業です。
そんな中、本棚の奥にしまわれていて手をつけていなかった本を発見。その名も「デリヘル経済学」。一時期、○○経済学といった分野の本をまとめて読んだことがあり(アブない経済学など)、そのときに買っておいて読んでいなかったものです。

デリヘルの経済学―すべてのビジネスに応用できる究極のマーケティングノウハウ極秘公開!

デリヘルの経済学―すべてのビジネスに応用できる究極のマーケティングノウハウ極秘公開!

とても薄い本で、内容も濃いとはいえない一冊ですが、ざっと目を通しているとこんな文章がありました。

米国の著名なコンサルタントであるジェイ・エイブラハムは、こう言っています。
「顧客のすべてのリスクを取り除くことが、レスポンス(問い合わせ件数・反応件数・クロージング件数など)を上げるコツである」と。

顧客のすべてのリスクを取り除く。そう、顧客にとってデリヘルは、不安を掻き立てられる要素がいくつもある産業です。ボラれるんじゃないか、怖いお兄さんが出てくるんじゃないか、家族にバレたらどうしよう、好みの子じゃなかったら「チェンジ」と言えるだろうか・・・などなど。
そんなデリヘルにおけるビジネス成功の鍵の一つが「安心感」にある、と著者は言います。店長がブログを書き、顧客第一の姿勢や信頼感をアピールする、明確な料金設定をする、といったことで「顧客のリスク」を取り除き、レスポンス率を上げていく。
これは、当然ながら別の産業にも適用できる考え方です。特に、商品やサービスがコモディティ化(誰でもどこでも手に入り、メーカー間の差異があまりない)していないものにおいては、顧客は不安とともに購買するか否かを検討しますから、「リスクを取り除く」ことは重要です。
「業界初の新商品」といった誰も見たことのないようなものが失敗してく背景には、こういた新規性の高い商品への顧客の不安・リスクの感情をコントロールできなかった、取り除けなかったことが要因になります。たとえそれがどんなに優れた商品であっても、顧客の不安がそこにある限り、ごく一部の新しモノ好き以外の手にとられることはないのです。