保証書はあなたを守る?

電化製品を買うと、必ず渡される保証書。皆さんはきちんと保管されていますか?通常は、販売店がハンコを押したりシールを渡されたりして、いつ購入されたものなのかがわかるようになっています。メーカーの保証期間は販売から1年、といった期間が定められているので、その始点がいつかを明確にするためですね。
先日、使っていたヘッドフォンが壊れました。ところが、保証書なんて残っていません。5,000円くらいの品物だったし、壊れるとも思っていなかったので。
発売から1年未満の新しい商品であれば、保証書がなくてもメーカーの無償修理が受けられるケースが多いようですが、僕のヘッドフォンは残念ながら2006年発売品。つまり、保証書に記載された販売日時で購入後1年未満であることを証明しないと、修理が有償になってしまいます。
結論からいうと、有償修理になるとお金もかかるし、時間もかかるし、ということで新しいものに買い換えたわけですが、やはり「保証書をきちんと保管しておけばよかった」という思いが残りました。購入後1年未満だったかどうかは少し自信がなかったけれど・・・。
僕がよほどの高額商品(テレビとか冷蔵庫とか)でもない限り保証書の管理なんてしないというのは、日本の電化製品はめったなことでは壊れない、という認識を持っているからでしょう。めったに発生しないことに備えて紙切れ一枚を保存しておくというのは、通常の日常生活の中ではちょっと難しいことですものね。
けれど、これが外国の電化製品を使っている人となると状況はちょっと違うんだろうな、という気がします。何というか、壊れることは「まぁよくあることさ」という環境下で使っている人にとっては、保証書というのはとても大事なもので、どこか堅牢な金庫の中か何かに保管されていたりして・・・。
そんな妄想を楽しみながら、新しいヘッドフォンを味わっている今日この頃です。