あなたはどこであきらめますか?

外部のセミナーで知り合った方から紹介された著者の本、初めて読みました。

起業学―事業はシンプルに考えよう

起業学―事業はシンプルに考えよう

前半部分は起業家が持つべき「夢」について、後半部分は実際の事業計画の作り方や事業立ち上げ時のノウハウについて簡潔に書かれた本です。僕にとっては、前半部分の方が刺激が強かったという印象。繰り返し説かれる「夢を持つことの大切さ」

夢を持つということは、あきらめることを放棄することに他なりません。そしてあきらめずに努力を続けるとチャンスが来ます。チャンスが来ないのは、チャンスが来るまであきらめずに努力をしていないだけだと考えてみましょう。(中略)
事業を始めるにあたってもっとも大切なことが、この”夢”です。

夢の特徴
1.夢を持つと景色が変わる
2.夢を持つと苦手な人も必要な人になる
3.夢を持つとすべての過去が意義あるものになる
4.夢は経営資源を集める
5.夢は能力を引き出す
6.夢を持つほど時間が増える
7.夢を持つと勇気が出る

副題にある通り、本当にシンプルに「起業・企業」そして人間について語った本でした。その他の著書も読んでみたいと思わせる、魅力を放つ不思議な本です。