ポケットにエッセンスを

GABAに通うついでにちょくちょく立ち寄るのが池袋メトロポリタンプラザ内にある旭屋書店。ビジネス書のコーナーは決して広いとは言えないけれど、カテゴリーがしっかりと分けられていて選びやすいのが特徴でしょうか。本当は東口のジュンク堂まで足を伸ばしたいのだけれど、ちょっと遠くて・・・。
そんな旭屋書店で見つけた「ハーバード・ポケットブック・シリーズ」。新書サイズのコンパクトな装丁に、ビジネスに使える具体的な論点を盛り込んだコンテンツが詰められたシリーズ。普段ハーバード・ビジネス・レビューなんて堅苦しい専門誌を手に取ることが少ない僕のような人間にも、この程度の分量なら、と食指が動きます。

限られた時間を、上手に活用する (ハーバード・ポケットブック・シリーズ 3)

限られた時間を、上手に活用する (ハーバード・ポケットブック・シリーズ 3)

チーム内の「イライラ」を「達成感」に変える (ハーバード・ポケットブック・シリーズ)

チーム内の「イライラ」を「達成感」に変える (ハーバード・ポケットブック・シリーズ)

ミーティングを「時間の無駄」にしない (ハーバード・ポケットブック・シリーズ)

ミーティングを「時間の無駄」にしない (ハーバード・ポケットブック・シリーズ)

プロジェクトは、なぜ円滑に進まないのか (ハーバード・ポケットブック・シリーズ 1)

プロジェクトは、なぜ円滑に進まないのか (ハーバード・ポケットブック・シリーズ 1)

MBAコースの教授や一線のビジネスパーソンが著者だけあって、内容は具体的でわかりやすい。ただ、整理されすぎていて(コンパクトにするためにはやむを得ない部分もあるけれど)、道筋を経ずに結論に至ってしまうようなところがあるのは事実。
というわけで、パパっと読めてしまう分だけ「腹に落ちない」感が残ってしまうのは残念。
とはいえ、ベースとなっている知識や理論を把握した上で、備忘録やちょっとした時間での振り返りに活用するには最適なシリーズではないでしょうか。気になった箇所にポストイットを貼っておき、オフィスの座右に置いておくといった使い方がいい気がします。