結婚のミステリー
勝間和代さんの著書に掲載されていた推薦図書一覧から何冊かまとめ買いをしたうちの1冊です。普通ならおそらく手に取ることはなかったタイトル。
- 作者: ウィリアムグラッサー,カーリーングラッサー,William Glasser,Carleen Glasser,柿谷正期,岩井智子
- 出版社/メーカー: アチーブメント出版
- 発売日: 2003/05
- メディア: 単行本
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夫婦の関係を維持し、また高めていくために必要なことがいくつか紹介されているのですが、中でも共感できたのは「一緒に楽しむ」ということ。
本書の中に登場する一組のカップルは、妻が熱中しているブリッジ(トランプゲームの一種)に夫が興味を持つことから小さな変化が生まれたといいます。ともに楽しみ笑いあう時間を共有すること。結婚前のデートでは当たり前のようにできていた「楽しみの共有」が、結婚という仕組みの中に入った途端に失われてしまう。とても残念なことです。
一緒に楽しむ時間を作り出すために必要なのは創造性であると筆者は言います。趣味だけではなく、セックスも含めたあらゆる面で「楽しむ」ための創造性をお互いが発揮し、ともに楽しい時間を過ごすこと。これに勝る処方箋はない、と。
自分の結婚生活にあてはめて考えてみました。幸いなことに、そうした「楽しみの共有」には事欠かないようです。平日は互いに仕事があるのでなかなかだけれど、夜には一緒にWiiで盛り上がり、休日には一緒に自転車で走ったり料理を作ったり。ノロケの類ではなく、純粋に「楽しいこと」を共有することに関しては貪欲になれているようだから。
これから時が流れるにつれてそんな生活が変化していくことがないように、もっともっと楽しいことを創造して忙しくて仕方ない、なんて言いあえる間柄でいられるように、心から願います。