耳で読む

スキマ時間の活用ということで、オーディオブックにトライしてみました。読んで字の如し、音で聴く本です。ビジネス書なんかを朗読している音声ファイルをダウンロードして、ポータブルプレイヤーで聴いてしまおうという試み。
世の中は便利なもので、各種の書籍を音声ファイルでダウンロードできるサイトがあります。FeBe(フィービー)
試してみる前は、「本は読んだ方が速いし、後で読み返せる。耳で聴いてもなぁ」と考えていたのですが、どうも実際のところはそうではないようです。本と違って、読み進むペースは確かに遅いけれど、こんなメリットがありました。
1.混んだ電車の中でも「読める」 2.目が疲れていても「読める」 3.歩きながらでも「読める」
通常の読書とは違い、読み進むペースは向こう(朗読者)の都合にあわさなければいけません。まどろっこしい感じがしますが、それが案外いいもので、聴いているうちに知らず知らず先の展開や著者の考えていることを予想したりと常にアタマを使うことになる。結果的に、本の内容は思っていた以上に吸収できているというのが実感です。
本が読めない環境下にはオーディオブック、本が読めるときには読書、という使い分けをすると、効率的に読書を進めることができそうです。