散歩道 in 表参道〜青山

お昼から表参道〜青山にかけてを散策してきました。曇り空に時おり覗く青空、そしてかなり蒸し暑い陽気。決して「清々しい」とはいえない天候ではあったけれど、洗練された街といった風情のエリアを歩くのもたまには悪くない、というわけで。

表参道の地下鉄駅内。沢山のショップが入居していて、地下鉄の駅とは思えない甘い匂いや美味しそうな匂いが漂う不思議な空間です。出口に向かう地下道は、鮮やかな黄色で彩られた一本道。どこまでも続いていく未来への道?のような錯覚にとらわれます。

地上へ出て青山通り沿いを歩いていると目に入ってくる工事現場の囲い。奇妙な文言が印字されていて、つい読んでしまうのだけれどさっぱり意味がわからない。何かの宣伝なのか・・・。「○○建設」なんて書かれた殺風景な囲い壁よりもずっとオシャレだけれど、謎解きのヒントくらいは与えて欲しいものですね。ちなみにこちら、歩行者の交通をかなり妨げながらの撮影になってしまいました。ゴメンナサイ。

そのまま青山通りを歩いていくと右手に出会うのがこれ。「本」「本」と書かれた旗がぶら下がった街灯が立ち並び、それに惹かれていくといつのまにか青山ブックセンター本店。本好きをおびき寄せる呪文でもかけられているのでしょうか。写真雑誌を買いたいな〜と思っていた矢先だったこともあり、そのまま入店してお買い物。
「写真旅行」というサブタイトルがついていた7月号の「カメラ日和」、買い逃していた分でしたがバックナンバーでゲット。

カメラ日和 2007/7月号 vol.13

カメラ日和 2007/7月号 vol.13

そして、国内旅行を再発見すべく、こちらも購入。「ニッポン観光2007」と題されたBRUTUS。外国人の見た日本観光地の魅力などが特集されていて、写真もなかなか。カメラをぶら下げて出かける今後の旅行計画の参考になりそうです。
BRUTUS (ブルータス) 2007年 8/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2007年 8/1号 [雑誌]

夜になってから、表参道の路地を歩きました。オシャレな店、奇妙な店がそこここに居を構える空間。華やかな「昼の店」が閉まり、夜の雰囲気はまったくの別物になってしまいます。これも街の魅力なのでしょうね。

昼間に通りがかっていても、恐らく何も感じることなく通り過ぎてしまっていたであろう看板。闇の中でライトアップされると、何とも妖艶な雰囲気を醸していて、ついシャッターを切ってしまいました。ただの広告ではあるのだけれど、デザインとして考え抜かれた一つの作品だけあって、とてもキレイです。
photo : Ricoh GR-Digital