マクロな描写にフォーリンラブ

以前から花や昆虫の写真にはほとんど興味がありません。というわけで、そうした被写体に接近して撮影する際に使われる焦点距離の長い(つまり望遠の)マクロレンズには全くと言っていいほど惹かれない、というのがこれまでの私。
ところが、ふと眺めていた写真雑誌で見つけてしまった不思議な単焦点レンズがありました。24mmという広角であるにも関わらず、最短撮影距離18cmのマクロ対応。レンズ本体の長さが10cm程度ありますから、実際に被写体には数cmまで近づいての撮影が可能というスグレモノ。SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO!
F1.8という明るさも非常に大きな魅力。これなら、室内でのテーブルフォトもお手の物。もちろん、屋外でのスナップ撮影にもフルにその力を発揮してくれそう。何より、単焦点レンズならではの描写のシャープさが魅力。
よさそうだな〜、と思っていた矢先、たまたまビックカメラに立ち寄る機会が・・・。「これ、カメラに付けてみていいですか?」と尋ねると、何とも親切なことに新品の箱を開封し、わざわざ僕のカメラと同型式のNikon D200に装着してくれるではありませんか。新品のレンズなんて申し訳ないな〜、と思いつつファインダーを覗いてみると・・・。
素晴らしい!!ここまで寄れるの?というくらい被写体に接近。F値開放では背景がずばーんとボケて。。。スナップでの十分すぎる性能に加えて、マクロでのこのボケ味。「ほ、欲しい・・・。」結局、そのレンズを抱えての帰宅となりました。
というわけで、試し撮りに相方のウサギを拝借。

うーん、被写体はどうであれ、この描写は素晴らしい。
photo : Nikon D200 with SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO