走るせえるすまん

昨日は大学時代のゼミ仲間が久しぶりに大集合。大いに笑い、話し、帰りのタクシーで気づいたら喉が枯れていました・・・。いや〜、それにしても笑った笑った。
そんな僕の昨日の成果。それは友人二人ばかりを自転車ワールドの入り口まで引っ張ってきたこと。笑うせえるすまんならぬ走るせえるすまん?というわけではないけれど、仲間が増えるのは嬉しいことなので、つい自転車に乗る楽しさについて熱く語ってしまいました。
ふと思い返せば、僕の自転車生活第一歩はこの本から始まりました。

今乗っているロードバイクが必ずしも中心になった本ではないけれど、「子供の頃、自転車に乗れば自分の足では行けない遠い見知らぬ世界へどこまでも行ける気がした。」なんて文章に思わず惹き込まれた記憶があります。そう、自転車に乗る楽しさって、そういうことなんです。自分の足では辿りつくことのできない場所、見ることのできない景色を見せてくれる。車で行くには速すぎて、歩いていくには遅すぎる。でも自転車ならば、ゆっくりと景色を楽しみながら、同時にさわやかに風を切っていける。
自転車に乗る喜びを更に増してくれるのが、「乗っていて楽しい自転車」を見つけること。それを助けてくれたのは、こんな本でした。Vol1では、ロードバイクの基本的な構造や、他の自転車との違い、ライディングポジションについてはもちろん、代表的なブランドのモデルが紹介されています。ロードバイクって?という程度の認識だった僕にとっては、これがまさに入門書でした。
一方、Vol2では更にバイクブランドにフォーカス。一つ一つのブランドの辿ってきた歴史、最新モデルの説明など、カタログでは味わいきることのできない自転車世界が所狭しと繰り広げられています。ロードについての基本が何となくわかって、「じゃあ、自分はどんな自転車がいいんだろう?」とウズウズし始めたらこちらを読むといいんです。とっても、いいんです。もう買いたくて買いたくて、乗りたくて乗りたくて、たまらなくなること請け合いです。
さてさて、皆さんもちょっとは自転車に乗ってみたくなってきましたか?何もロードバイクに限ることではありません。クロスバイクだってマウンテンだって、いつもの「足」では見えない世界を拓いてくれることは間違いありません。ちょびっとお金を出して、ちょびっといい自転車・素敵な自転車を手に入れてみてください。ママチャリワールドでは味わえなかった世界が、そこにはきっとあるはずです。