好奇心のタネ

blogの更新からいつの間にか遠ざかっている時というのは何かしら背後に原因があるもので、僕の場合はどうやら体調に起因することが多いようです。今回の空白期間もやっぱりどこかおかしかったのでしょう。今朝少し熱を出してみて、「うん、やっぱりイマイチだったのだ」と納得。
体というのは不思議なもので、どこかの調子が悪いと何らかのシグナルが出るもの。僕の場合、そうした体からのシグナルはまず「好奇心」に現れます。知的好奇心がまず挫かれ、難しい本が読めなくなります。もともとタカが知れた知能ですから、好奇心を失うと途端に読書が前に進まなくなる。
やがては目に入る物事への好奇心も失われていって、元気な時ならシャッターチャンスと思えたはずの光景を捉え損ねてしまったり。ひどくなると、世間の事物ほとんどに興味関心がなくなってしまう。「自分の周囲に気を配るより、まず自分の体内を注視せよ」という警告、と考えると分かりやすいですね。
さてさて、そんな故障気味なわたくしですが、先週末は大いに好奇心をくすぐられる場所に出かけてきました。後輩の結婚披露宴が舞浜で催されたため、帰りがけに東京ディズニーシーに立ち寄り。なんとスーツ姿で遊んできてしまいました。

こちらはたまたま出くわしたミニー。ちょいとエキゾチックないでたちなのは、彼女と遭遇したのが「アラジン」をモチーフにしたエリアだったからでしょう。とにかく人気者なのですね、周囲を取り囲む人・人・人。何とかシャッターだけ切って、そそくさと人垣の外へ。うーん、人気者って大変。
披露宴が終わった午後3時過ぎから出かけたこともあり、アトラクションにはほとんど乗らずのんびりと園内を散策して過ごすことに。カフェでお茶などしながら、ゆっくりと夢の国で過ごす休日の午後を味わいました。

夢の国気分を盛り上げるため、リロの耳など付けてみました。やっぱりスーツは変だよね。
photo : Nikon D200 with SIGMA 30mm F/1.4 DC HSM