夜の宴はオーブンブン

引き続き山荘での一夜について。
こうしたOB会の集まりに必ずといっていいほど登場するのがダッチオーブン。物凄く重たい鉄のカタマリですが、こいつから生み出される料理の美味しいこと美味しいこと。今回はダッチオーブン「くろがね1号」(我々のネーミング)が山荘にやって来ていました。

料理の第一弾は通称「鳥丸」。おなかにスパイスやレーズン等をたっぷり入れ込んだ鳥を丸ごと2羽放り込み、ジャガイモとともに火にかけること90分間。出来上がった瞬間がこれです。美味しそうでしょ?美味しいんです。瞬く間に2羽の鳥達はバラバラにされ、私達のおなかに収まったのでした。
続いてダッチオーブン料理第二弾・・・

なんだかすごい迫力ですが、これはスペアリブ。醤油、ビール、コーラでリブを煮込んたものです。コーラの持つ糖分がしっかりと肉にも浸み込んで、甘辛い見事な味わいに仕上がっていました。むしゃぶりつく喜び、ここに極まれり。そして今回の新発見、スペアリブの汁をごはんにかけて食べると絶品!!何だか洋食屋さんのまかない料理みたいな風合いですが、これが素晴らしかった。

この日は念願の山荘開荘記念ということで、OB第一期の皆さんが生まれた年に作られたワインが届けられていました。なんと1955年産。ここまで古いと、もはや味わいはすっかりブランデーのそれ。琥珀色の液体が喉を焼いていきました。
何だか食べ物を見ていたらおなかが空きますね・・・。
photo : Ricoh GR Digital