全部欲しい♪

全集ってどう思いますか?
部屋の壁全てが本で埋まったような書斎が欲しい、なんて夢を持っている僕にとっては、同じ装丁の背表紙で彩られた本たちがズラリと並ぶシリーズもの、全集を揃えるのは一つの憧れ。高校生の頃には、中央公論社から出版されている「世界の歴史」シリーズ全巻を揃えたいと思い、「大学受験に合格したら買ってくれ」などと周囲に頼んでいた記憶があります。
世界の歴史 (22) 「近代ヨーロッパの情熱と苦悩」
全てを読破するのにはかなりの時間を要するのでしょうし、ひょっとしたら読まない巻もあるのかもしれません。しかし、自分の本棚に「全てが揃っている」というのには抗し難い魅力を感じてしまいます。
本来、書物というのは所有することに喜びを見出す種類のものではありません。しかし、いつでも手元にある、いつでも読めるという環境に身を置いて生活できる喜びというのは、読書を愛する人にとっては堪らないものではないでしょうか。
というわけで、現在たまらなく惹かれているのがこれ。

彼の全作品を年代別に収めた作品集です(全15巻)。これが8冊・7冊それぞれのセット↓になって販売されています。
 
もう、この箱を見ただけで涎が出そうになります。箱をどうやって本棚に?そんなことこの際どうだっていいんです。この中に、全ての作品が余すところなく収められ、著者の解題まで加えられているというのだから、「欲しい欲しい欲しい」と三回くらい呟いてしまうのも仕方ないですよね。
嗚呼、欲しい欲しい欲しい。