持ち歩くデバイスを減らしたい

生来のガジェット好きで、PC・スマートフォンタブレットなどのデバイスを数多くトライしては元に戻して、といったことを繰り返してかれこれ10年近く。常に新しいものが市場に供給されてくる状況の中、いつまで経っても「これ!」といった姿にたどり着けず迷走を続けています。

そんな過程を経ることで購入したガジェットは数知れず、タブレットではiPadは全世代、iPad miniは初代、さらにNexus7にも寄り道して、現在はiPad Air。PCはWindowsからMacに移って、その後にWindowsへ。現在はLenovoThinkpad X1というのを使っていますが、Thinkpad Yogaというタブレットにもなるタイプに浮気して1日でやめたこともあります。
スマートフォンの方は比較的安定してiPhoneを使っていますが、海外居住を始めた時期にAndroidに浮気して2台ほど続けたことがあります。現在はiPhoneにカムバック。

そうした遍歴を経た現在の鞄の中には、iPad Air、それ用のキーボード付カバー、ノートPCのThinkpadKindle(米国から輸入して買ったものから数えて4台目)、iPhone(日本用)、そしてポケットにタイ用のiPhoneという状態になっています。それらを支えるモバイルバッテリーも常時、予備も含めて2個を持ち歩いているのですから、鞄がとてつもなく重たくなるのは当たり前です。

こんな状況を打破したいな、とは常々思っており、理想的には「iPhoneともう1台」の姿に持って行きたいね、などと嗜好の合う合弁パートナーの社長などとも話をしていました。そんな彼が目下検討中というのが、「iPhoneSurface Pro 3」という組み合わせだとか。タブレットとPCを完全?に1台にしてしまったという評価のあるSurfaceを活用することで、PCとタブレットの双方を持ち歩く持ち歩く生活から脱却できる!と。(彼としては、SurfaceLTE通信機能がついたら即決する予定とのこと)

そんなコメントに感化された僕は、Thinkpad Yogaで挫折したのも忘れて、一時「タブレットPC」の夢に浸りました。鞄にはSurfaceだけ入れて、ポケットにiPhone。出張にもSurface一台だけ持って行けば、何も要らない。Excelもばっちり操作できるぜ。うん美しい。すっかり「次に日本に行ったら買おう!」というモードになりかけました。

で、実際のところどうなの?ということで少し調べてみると・・・


うわ、Thinkpad Yogaの時に感じたこととよく似た現象じゃないか・・・。タブレットとしては大きくて重すぎて、PCとしては小さくて操作しにくい。要するに中途半端。。。移動の多い僕みたいな人間にとっては、膝の上でキーボード操作できないというのも致命的。。。

というわけで、いったん落ち着いた現在のヘビー級ビジネスバッグから離れることは当分できそうにありません。どなたかこのテーマでディスカッションしてくれる方がいれば、大歓迎です!


タスクマネジメントツール「Toodledo」

今日は僕が最近使い始めたタスクマネジメントツール「Toodledo」について紹介したいと思います。Googleカレンダーに直接タスクを「予定」として割り当てて、終わったら色を変えていくという方法でタスク&スケジュール管理を一体化して運用していたのですが、思い切ってそれを改めました。
変更の理由は以下の通り。

  • タスク相互のつながりがカレンダーだと見えない

カレンダーの利点はタスクと時間をひもづけて「いつ何をやるか」ということを計画できる点。ただし、大きなタスクを細分化してステップごとに進めていくような場合、その前後関係が見えなくなってしまう。親タスクと子タスクを構造化して、着手する順番に配置できる機能が必要だった

タスクはすべてが30分単位で予定されるものではありません。10分や20分といった単位で計画されているものも多い。そんな時にGoogleカレンダーを使っていると、複数のタスクが30分の枠内に重なって表示されて見にくい。一覧性が必要。(これについては、Googleカレンダーのビューをリスト表示すれば一応の回避は可能)

こんなところから、冒頭の「Toodledo」に変更しました。こちらは、年間10ドルちょっとの「Pro」バージョンにアップグレードすることで親タスク・子タスクの管理が可能になるし、無料版でもiPhoen・Webでの同期OK。便利に使えています。
ちなみに、「何をいつやるか」ということをデザインできるGoogleカレンダーは依然として重宝していて、タスクを大きなカタマリにして処理の計画を立て、実績を記録するという目的では使い続けています。GoogleカレンダーとToodledoの二刀流ですね。
年末の記事にも書きましたが、管理ツールに放り込みきれない細かなタスクを何となく記憶している状態というのは、ストレスが常にかかっているようで気持ちが悪い。すべてをこうしたツールに放り込んで、リラックスした状態で仕事やプライベートの活動を進めていくことができるといいですね。